「トイレが怖い」という子ども。進まないトイトレ、先輩ママが実践した解決策は?
「夏の間に」「幼稚園入園までに」など、トイレトレーニングをスタートするタイミングは人それぞれ。でも実際に始めてみると「子どもがトイレに行きたがらない」ということありますよね。ママスタコミュニティにも2歳児のママから悩みが投稿されました。
『おしっこ行きたい、うんち行きたいとは言うものの、トイレに座ることが怖いようでなかなか座ってくれません』
このママのように、子どもがトイレ自体を怖がってしまっている場合には、どうしたらいいのでしょうか?
いきなりトイレは避けて、まずは「おまる」を使う
子どもにとって便器は大きく、座っても足がつかないので不安に感じてしまうのかもしれません。そこでトイレの前にまずは「おまるを使う」という声があがりました。
『おまるなら自分の意思ですぐにできるし、簡単に跨げるから子どもが怖がらない。成功したら、今までで一番の喜びようで褒めちぎる! 一度成功すると、あっという間にオムツ卒業するよ』
『家はおまるからスタートした。足が付かないのがこわいって便座に座れなかったから。おまるがほぼ失敗なくなってからトイレに座らせたらすんなりできたよ』
『おまる。潔癖な人には無理かもしれないけど、子どもが普段過ごす部屋の隅に置いておいた。最初はおもちゃ感覚。まず座ることに慣れさせた』
最初からトイレに座るのはハードルが高いかもしれません。まずはおまるに座ることに慣れ、おまるでトレーニングをしてからトイレに挑戦、という流れならトイレを怖がらずに進められそうですね。
トイレを楽しくするご褒美作戦
トイレトレーニングはママにとって、子どもをトイレに連れて行くのが億劫に感じることもありますが、子どもにとっても進んで行きたい場所ではないのかもしれません。しかも遊びの途中で連れて行かれると、なおさら「トイレなんか行きたくない!」と思う原因になりかねません。そこで発想を転換! トイレを楽しいイベントにしてしまいましょう。
『トイレに行きたくなるように、好きなキャラのポスター貼ったり、「おトイレさん」って本を買ったり、おしっこはスムーズにできたので、うんちできたらシール貼ったりスタンプさせたり(普段は遊ばないように特別感を出す)』
『キャラクターの便座シート貼ったり、トイレットペーパーを用意して子ども専用にした』
トイレに行くとシールやスタンプのご褒美がもらえるなら、子どもも遊び感覚で行ってくれそうです。それに好きなキャラクターがいるなら、リラックスもできそう。ママにとっても子どもをトイレに誘う口実になりますね。
意外に多かった!「焦らず時期を待つ」派
トイレを怖がるのは、もしかしたら子どもの気持ちが追いついていないのかもしれません。そこで最近は「その子のタイミングを待つ」という家庭も増えています。
『怖いって言っているうちは、無理強いしない方がいいと思います』
『本人がやる気が出るまでとりあえず待つのがいちばん』
『停滞したら一度やめてみる寛容な心をもつこと。躍起にならない、怒らない』
『娘は頑なにトイレを嫌がってたからほっといたら自分からトイレに行きました。トイトレは個人差があるから早く初めてもダラダラして親もイライラするから、自分の子に合ったタイミングで始めたほうがいいよ』
確かに無理に連れていっても逆効果かもしれませんね。トイレを怖がらなくなるまで待つ、自分で行きたいと言いだすまで待つ、というのも一つの手ですね。
周りの子どもがオムツを卒業すると、ママもついつい焦ってしまいがちです。投稿者のママも、保育園のお友達がみんなパンツなのを知ってトイトレを始めたそう。他のママからのアドバイスを受け、ご褒美シールやおまるを導入しながら、のんびりトレーニングをしていくとコメントしていました。
トイトレは早く終わらせたいところですが、やりすぎてしまうと子どもがトイレを嫌いになってしまうこともあります。まずはトイレに慣れることから始めて「できたらラッキー」くらいで構えるのも、ありかもしれませんね。
文・ぐら 編集・山内ウェンディ
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