「孫を預かる際、嫁からの注文が多くて混乱……」おばあちゃんたちの本音とは
子どもを育てるママにとって、ほんの短い時間でも誰かにわが子を預かってもらえるのは本当にありがたいもの。子どもを預かってもらう際に、自分または義理の実家にお願いするママも多いのではないでしょうか。よく会うおじいちゃん、おばあちゃんなら子どもも慣れていて、ママも安心して預けることができますよね。
そんな中、普段はママの投稿が多いママスタに、おばあちゃんからの投稿がありました。よく孫を預かる際に、お嫁さんの注文が多くて混乱しているようです。
注文の多いお嫁さん
投稿者さんは毎週土曜か日曜に息子さん夫婦が買い物に行く際に孫を預かってほしいと頼まれて預かっているそうです。大体10時半~13時になるので、孫へ昼食を用意してあげているのですが、食事に対しての注文が多いとのこと。
この投稿者さんによると、
『今まで私が孫に変なものを食べさせたこともなく、おやつを与えるにしても許可なく食べさせたことはないし、ジュースを勝手に与えたことも一度もない』
と、孫とお嫁さんにとても配慮している様子です。
『私も孫が見れて嬉しいし、息子夫婦も楽々買い物ができて良いだろうと預かってきた訳だけど、さすがの注文の多さに最近は面倒くさくなってきた』
という投稿者さん。
あるとき、お嫁さんの注文には毎回は応えられないから、「お弁当箱におかずを詰めて持たせてくれる? ご飯はこちらで用意するから」と言ったところ、「適当でいいですよー」という答えが。そこで用意したのが「薄味のオムライス、茹でたブロッコリーとポテトサラダ、アスパラと玉ねぎのスープといちご」。
毎回提供したメニューを聞かれるのでこのように報告すると、「このメニューはちょっと……」と言われ、2歳半の幼児に何を食べさせればいいのかわからなくなってきたのだそう。お孫さんも完食し、栄養満点のご飯のようにも思えますが、このお嫁さんにとっては不満なようです。
こんなお姑さんが欲しかった……投稿者さんに共感するママたち
子どもが好きそうなメニューで色どりや栄養面も考えられた食事に、ママたちからは賞賛の声が届いていました。こんなに配慮してくれるのは、預かってもらう側からするとありがたいのでは……?
『私ならそんな栄養満点なご飯食べさせてもらえて優しい義母に子ども見てもらえたら感謝しかないわ』
『毎週孫預けてご飯も美味しそうなメニュー食べさせてもらえて、自分たち夫婦は買い物して自由にしてるのに文句言う嫁の神経が分からない』
『めちゃめちゃいい義母じゃん
我が家でそんな栄養満点の昼食出せない(笑)』
『うちなんてふりかけご飯か鰹節ご飯ぐらいしか食べさせてもらえないけど、見てもらってるし文句なんて言ったことないわよ!!』
『投稿者さんみたいな優しいお姑さんが欲しかった……』
息子との距離の取り方も難しい
お嫁さんは一体何が気に入らないのかわからないという投稿者さん。
『昨日の昼食はひじきとツナの水煮とにんじんの炊き込みご飯、ほうれん草のゴマ和え、アンパンマンポテトひとつ、かぶの味噌汁、バナナ。これも良い顔をされなかった。ほとんど私達夫婦の昼食の取り分けなんだけどそれが気に入らないのか?』
2歳半ともなれば、大人の取り分けでも食べられる年齢です。一体何がいけないのか分からないという投稿者さんにママスタコミュニティのママたちは、息子さんに伝えてみる方法を提案します。
お嫁さんの態度を息子さんは知っているのか、そして息子さんは妻の態度をどう思っているのか。お嫁さんには話しづらいことも実の親子なら話し合いやすいのではという提案に、投稿者さんは息子さんとの付き合い方も悩んでいると打ち明けます。
『お嫁さんの態度は息子も知ってる。というか息子の前で言われる。息子は特に何も言わない』
『息子にガツンと言っていいものなのか? それで夫婦仲が悪くなったら……と思うとなかなか言えず』
『今まで嫁さんの文句というか、息子に嫁さんの愚痴を言ったことがないから、そのまま(奥さんに)伝えるタイプかどうかは分からない。
息子はそもそも一人でうちに来ることはないんだけど、どのタイミングで伝えればいいのだろう。メールだと嫁さんに読まれてしまったら気まずいし、携帯に電話だと嫁さんからしたら「母親から電話って何事?」とか思わないもの? 今更ながら息子との距離の取り方を難しく感じている』
自分が息子にお嫁さんのことを伝えることで、夫婦仲が悪くなることを心配したり、一人で実家に来ることのない息子さんにどう伝えればいいのか悩んでいる様子。母と娘よりも、母と息子の関係は、結婚後の距離の取り方も難しいようです。
孫に会わせてもらえなくなると寂しいという本音
お嫁さんは預かってもらっているのに注文が多すぎるといった意見が多い中、投稿者さんが優しすぎるから「一度ガツンと言ったほうがいい」といった声が寄せられていました。しかし、それに対して「おばあちゃん」としての本音が垣間見えました。
『良い顔をしすぎだとは自分でも思うけど、孫は可愛いから会わせてもらえなくなると寂しい』
『孫が大きくなれば買い物もきっと一緒に連れて行くだろうし、その日までは孫を預かりたいと思っている。何より旦那と二人暮らしの辛気くさい家に孫が来ると灯りがともるのよ。「ばば好きー」の破壊力ったらもう。まさに嫁さんからすれば孫は私の弱味。成長すれば孫自身がうちに寄り付かなくなるのかも知れないけど、それはそれで仕方ないと割り切っている』
ガツンと言ってしまうことで、お嫁さんが気を悪くして義実家にはもう行かないとなれば、孫に会える機会もなくなってしまいます。おばあちゃんたちはそれも寂しいので、強く言えない部分もあるのですね。結局、ママたちの提案で、こんな対応を取ることに。
『先に書いてあった、事前にメニューを伝え、それに不満があるならお弁当持参で。これいいですね。今週末はこれでいこうと思う』
作ろうと思うメニューを事前に伝え、それが不満な場合はお弁当を持ってきてもらうようにするとのこと。お嫁さんからしても、この方法なら満足なのではないでしょうか。
子どもを預かってもらう際にママたちが気をつけたいこと
普段なかなか目にすることのないおばあちゃんの声には、孫をかわいがる気持ちとともに、お嫁さんとの関係にヒビが入った際に孫に会えなくなるかもしれないといった不安も垣間見えました。お互いに言い分はあると思いますが、ママたちだけではなくおばあちゃん側もとても気を遣っていることがわかりますよね。
子どもを預かってもらう際には、何に気をつけているのか、食事の際には何をあげて欲しくないのかなどを明確に伝え、預かってもらったことに感謝の気持ちを伝えることは心がけたいですね。
また、子どもにとってたくさんの人に愛されているということは幸せなこと。孫に会いたいと思うおじいちゃんおばあちゃんとは、子どもの成長を末長く見てもらえるように、いい関係を保ちたいものです。
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