子どもに「好きな食べ物は何?」と聞いたらママ撃沈の回答が待っていた
なにげなく、子どもに好きな食べ物を聞いたことはありませんか?
あるママが3歳になりたての子どもに好きな食べ物を聞いてみたところ、
『ケーキとアイスといちごとジュースだって。
ほとんど食べさせた事がない甘いものばっかり。
「ママのご飯ですきなのは?」って聞いたら、「パンと牛乳!」だって。
撃沈した(笑)。
みんなも聞いてみて』
と、意表をつかれてしまったとか。このママと同じように子どもに好きな食べ物を聞いたママたちから、おもしろエピソードや癒される回答が寄せられているのでご紹介しますね。
よそでは聞けない?子どもが答えた「好きな食べ物」手作りしていないメニューが続々
子どもは聞かれたときに浮かんだ食べ物や、記憶に残っている食べ物を答えているのかもしれませんが、質問したタイミングによって答えが違うこともありますよね。恥ずかしくて絶対に聞けないという回答も!?
『納豆ご飯。しやわせ(幸せ)なんだって』
『ささみ。さ、ささみ?』
『「プリン!」だって。あんまり食べたことないはずなのに。実際はトマトが大好物』
『1歳半→にんじん、2歳→ハンバーグ、3歳→コロッケ、4歳→白ご飯』
『2~3歳くらいのとき、知らないおばさんに話しかけられて、「ママのご飯何が好きなの?」って聞かれたら「水かけごはん!」って言われて恥ずかしかったな。雑炊のことなんだけど……』
子どもはママに聞かれたことであれば、悪気もなく満面の笑みで答えてくれます。納豆ご飯を食べるときが幸せと言ってくれたり、ちゃんと料理したものを別の表現でママを笑わせてくれたりしていて癒される回答もありますね。
残念ながらそれはママが作ったご飯ではありません!
『納豆とスルメイカ。オヤジ臭いつまみをモグモグ食べてる子どもですみませんって思った……』
『うちの息子2歳~5歳の今まで毎年納豆だよ。最近はゆかりとそぼろが増えた。それさえあればいいらしい』
『ヨーグルト! それママのご飯ちがうっ!』
『お弁当の唐揚げって言われたけどお弁当の唐揚げは冷食だよ。ごめん』
『マンションのエレベーターで「明日のお弁当は冷凍食品にしてね」って言われた。たくさん人が乗ってて、みなさん苦笑。ほとんど入れないから食べたいんだよね、きっと』
『レトルトのパスタ出した時に、ママいつもおいしいご飯作ってくれてありがとうって言われてかわいそうになった』
『パン! 焼きおにぎり! どちらも既製品です。トホホ』
子どもが自信を持って回答してくれたのが“既製品”だったというコメントも寄せられています。おいしいと食べてくれるのは嬉しいことですが、それほど手をかけていなくて申し訳ないとも思ってしまうというママも。子どもはママがテーブルに並べたご飯は、すべてママが料理してくれたからおいしいと思うのかもしれませんね。
「おいしい」と言われたらまた作りたくなる!おかずのリクエストに乗せられちゃったママたち
しかし子どもたちはおいしい食べ物にはおいしい、遊ぶのが楽しければ楽しいと素直な感情を表現してくれます。ママが子どものために作った料理を「おいしい」と笑顔で食べてくれることほど嬉しいことはありません。子どもたちの笑顔のためなら、また同じおかずを作ってあげたいと思ってしまいますよね。
『3歳の娘に初めて好きな食べ物を聞いたら即答で「ハンバーグ!」そんな食べたことあったかな? 今日はハンバーグにしよ!』
『子どもたちが”おいしい、おいしい”って言ったおかずは、またすぐ作っちゃうよね』
『同じのは作らないけど好きなメニューにしちゃう。まさに今週がそうで、「好きなものばかりで幸せ~」って言ってた。うまく乗せられてるかも』
『うちの子が「明日も作って」って言うから、3日くらい続けて出すことがある』
『そして飽きられる』
つい子どもたちのリクエストにすぐに反応したくなるところですが、飽きられないように子どもの気持ちも確認しながら作った方が良いかもしれません。
子どもに好きな食べ物を聞くと、意外な答えが返ってきて笑えたり癒されたりして楽しい時間が過ごせそうですね。まだ聞いたことがないというママは、わが子からどんな答えが返ってくるのか楽しみに質問してみてください。そして子どもたちから「おいしい」の言葉が聞こえてきたら立て続けに作るか、時期を見ながら改めて作るか、子どもやパパの反応も大切に決めてみてくださいね。
文・藤まゆ花 編集・しらたまよ イラスト・Ponko