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小さい子どもが緊急入院!?あわてないよう事前準備しておきたいことは

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小さな子どもが夜中に40度の熱で、慌てて救急病院へ駆け込む! ということは珍しくない話ではないでしょうか。

筆者は3姉妹の母です。娘たちはそれぞれ夜中に高熱が出て、慌てて救急病院に駆け込んだことがあります。

しかしそれだけではありません。なんと、3人とも高熱からの入院を経験することになってしまいました……!

娘たちを救急病院へ連れていった末に「入院」となった、3回の体験から得た教訓をお伝えします。

初めての入院は「パニック」の連続

長女が1歳の頃、高熱を出して連れて行った救急病院で「入院です」と言われました。その時筆者は、パニック!

小さな手に刺された点滴と鼻につけられた酸素チューブを見ながら、「なんで入院になるまで悪化させてしまったのか」と、毎日自分を責めました。しかし責めてばかりもいられません。夫と交代しながら、長女のそばで共に入院生活を過ごしました。

看護師さんの手厚いサポートのおかげもあって5日目に退院となり安心したのも束の間。退院の手続きで「こちら支払いを終えたら退院となります」と手渡された請求書を見てビックリしました。

「78,×××円」。

筆者の住んでいる市町村の場合、乳幼児および子ども向けの医療費助成制度により中学生までの入院は無料になりますが、一度窓口で支払ってから後日払い戻されるシステムです。この時はなんとか支払い無事退院できましたが、全く想定外の出費に戸惑ったことは、今でも忘れません。

それ以来我が家では、年数回支給される子ども手当を1年分、いざという時のために貯金しています。

今度は次女が入院!困ったのは「長女のお世話」

数年後、今度は次女が入院。長女のときよりはまだ冷静だったように思います。

次女の入院で困ったことは、当時3歳だった長女のお世話でした。幸い保育園には入所していたので昼は問題なく過ごせたのですが、問題は夜。感染予防のため、次女が入院していた病院は小学生の以下の子どもの面会や立ち入りは禁止だったのです。

筆者が病院にずっといたので、夫が長女の送り迎えやお世話をすることになりました。夫が保育園へお迎えに行ったあと、案の定電話がかかって、「ママ~」と長女は電話口で泣きます……。そこから夫と交代。一緒にご飯を食べて一緒にお風呂に入り、絵本を読んでから夫と交代し、再度病院へ向かうというルーティーンにすることにしました。1日数時間後でもママを独り占めできる時間ができたことが満足だったのか、退院すると少しお姉ちゃんになったように感じたのも覚えています。

下の子の入院の際には、特に上の子へのフォローが必要と感じました。

3回目の「入院」は冷静になれました

3回目の入院は、今年のゴールデンウィークの出来事でした。1歳半の三女は前の週から鼻水を垂らし、咳をしていました。しかし三女の鼻水はよくあることで、家族が揃う久しぶりの連休ということもあり、格安で泊まれるホテルを予約し出発しました。川でカニを採ったり、ホテルのプールで遊んだり、バーベキューをしたりと普段はできないメニューを家族で楽しみました。三女も楽しんでいたのですが……夜、お風呂に入って家族川の字で眠り、夜明け近くになってから、筆者は「熱い」という感覚で目が覚めました。

隣の三女のおでこを触って確信。熱を計ると「40度」。一瞬驚きましたが救急病院の受付時間外だったため、もしもの時にと持っていた座薬を入れ、朝を待ちました。そして日が昇り、救急病院へ直行。レントゲンと血液検査後、医師に「入院」を告げられました。
3度目の入院なので、翌日からの生活のシミュレーションは冷静にできました。翌日から、日中は筆者が病院にいて、夕方夫にバトンタッチして病院にいてもらい、その間筆者は小学生の姉たちを習いごとから迎え、夕飯、洗濯、宿題のチェックをして病院へ戻る毎日でした。もちろん退院の際のお金の心配もなく、子どもたちは大きくなっていたこともあり、さみしい思いはせずに過ごせました。

乳幼児期は、いつ入院となっても慌てることのないように、お金のこと、きょうだいのこと、仕事のこと等々、シミュレーションしておくのがいいかもしれません。

3人の発熱や入院のたびに、子どもが健康でいることのありがたさを痛感しています。反省も多い経験ではありますが、皆様のご参考になれば幸いです。

文・ないちゃーよめ 編集・しらたまよ

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