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寝不足だけど子どもが息をしているか気になる!夜中に呼吸確認を欠かさないママたち #産後カルタ

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子どもの寝息は大人ほど大きくありませんよね。あまりにも穏やかな寝顔で寝ていると、パッと見ただけでは呼吸をしているのかわからなくなることもあるでしょう。夜中も子どもの呼吸が気になってたびたび確認してしまうママもいるようです。「心配性なのかしら?」と不安になったママ、きっとあなただけじゃないですよ!

『子どもが寝ているとき突然死が怖くて何回も息しているか確認してしまいます。そんな方いますか? 私が異常でしょうか?』

わかる!「乳幼児突然死症候群(SIDS)」は決して他人事ではないから

『わかる! 小さい時に私も確認していた』

『私も子が2歳まではよく息を確認していました』

『私も1歳になるまではよく心配になって確認していたよ』

『先月妹の子が突然死してから毎日不安で。すごく怖くて。末っ子まだ5か月だし』

ママたちからは、「子どもの呼吸を確認することは親として当たり前のことだよ!」という趣旨のコメントが寄せられました。

悲しいことですが実際に「乳幼児突然死症候群(SIDS-シズ)」を経験されたママもいます。厚生労働省によると、「乳幼児突然死症候群(SIDS)」とは、持病などを持っていない赤ちゃんが眠っている間に突然、亡くなってしまう「病気」です。 原因の分からない病気で、 窒息などの事故とは異なります。生後2ヶ月から6ヶ月の赤ちゃんに多く、2017年(平成29年)には77名の赤ちゃんがSIDSで亡くなっていて乳児期の死亡原因としては第4位となっているのだとか。「赤ちゃんを硬めの布団に仰向けで寝かせ、大人が常にそばで見守ること」「母乳育児」「周りの大人の禁煙」を行うことで発症率が低下するという研究データがあります。

そうはいっても完全な予防方法は確立していません。目に見えない不安との戦いですが睡眠中の呼吸の確認もまた、親心ゆえにできるのですね。

SIDSが起こりやすい時期は過ぎたけど……「呼吸の確認」いつまでやってた?

子どもが「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の起こりやすい月齢を過ぎても、そこは親。子どもが何歳になっても心配は尽きないようです。もう習慣になってしまっているというママもいました。

『上は6歳になるけど、上の子でもたまにしている』

『4歳の今でも気になって確認してしまう。布団を頭までかぶらないように逐一起きてめくったり……。もう4歳だしと思うんだけどまだ小さい寝息だから心配になってしまう』

『4歳と9歳の子も、未だにたまに確認する。心配だし恐いからさ』

『していた。3歳半になった今でも自分が寝る前と起きた時は必ず確認するな……。クセになっています』

中には、

『夜中起きた時は確認するのが癖になって犬2匹にも確認しちゃう』

『やるやる。旦那の息もやる』

ついでに(?)ペットの呼吸や旦那さんの呼吸まで確認する、というママもいました。大切な家族が、突然亡くなってしまう、という事態は万が一にも起こってほしくないことです。不幸な事態を予防する手段があれば、ママは寝不足もいとわない、ということなのでしょう。

子どもが成長していくと「乳幼児突然死症候群(SIDS)」や窒息事故によって不幸にも亡くなってしまう、というリスクは少なくなるはず。でもママはどうしても子どもの呼吸を確認せずにはいられないのですね。せめて子どもたちの安らかな寝顔と規則的な呼吸がママに安心をもたらしてくれますように。

文・しのむ 編集・しらたまよ イラスト(産後カルタ)・あい

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
息してるか毎晩確認してしまう