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お出かけにも!絵本『だっこ!』はページをめくるたびに目に飛び込む「親子愛」に癒される #ママの悩みに寄り添う絵本

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子どもはママやパパの抱っこが大好きで、幾度となく抱っこをせがまれることがありますよね。抱っこをしてあげると子どもは安心したり、笑顔になったり、寝てしまったり……いろいろな顔を見せてくれます。大人もそんな子どもを見て癒され、楽しめたりもします。うれしく、どこかホッとするあの感覚、わが子にもたくさん味わってもらいたいですね。

いつものように抱っこするだけでも子どもは満足してくれますが、今回は読み聞かせをするときにも親子で抱っこを味わえる絵本『だっこ!』をご紹介します。

絵本『だっこ!』とはどんな絵本?

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『だっこ!』
■作・絵 きむらゆういち
■発行 ひさかたチャイルド

絵本『だっこ!』はぶた・くま・ねずみの親子と、人間の親子が登場するしかけ絵本です。作者は『ごあいさつあそび』などの著書やNHK Eテレ『パッコロリン』のキャラクターデザインなども手掛けてきた、きむらゆういちさんです。ページをめくるたびに、ママに飛びつく子どもたちがかわいくて癒されますよ。2~3分あったら読み聞かせできてしまうお手軽さも、だっこが好きな年齢の子どもにはちょうどいいのです。

お出かけにも便利!抱っこが大好きな子どもに

私と絵本『だっこ!』の出会いは、下の子の出産祝いでいただいたのがきっかけでした。当時は上の子が2歳で、絵本が大好きだったこともあり、下の子が目にするよりも先に上の子が楽しんでいました。厚紙で作られているので子どもでもページをめくりやすく、わが子は何度も何度も読んでいました。

抱っこのしかけが親子の癒しと楽しみになりました

こちらの絵本のしかけでは、ママを目がけて子どもがわき目も振らずに、その胸に飛び込んでいく様子が再現できます。わが子はそのしかけをとても気に入って、同じページで何度もしかけをめくったり戻したりしながら楽しんでいました。私自身もそのしかけに癒されたのですが、わが子のそんなほほえましい光景を目の当たりにすることができたので、さらに癒されたのを今でも覚えています。

しばらくはお出かけのマストアイテムでした!

絵本『だっこ!』は、縦17.5cm×横15.5cmと小さめのサイズです。子どもが扱うにもちょうどいい大きさで、それほど重たくありません。

子どもが小さい頃は風邪をひいたり予防接種を受ける予定があったりして、病院に行く機会が多いですよね。そんなときに限って待合室は混んでいて、子どもがぐずってしまうこともあります。こちらの絵本を入手してからしばらくは、病院受診や出先での待ち時間で退屈したときにサッと出せるようにバッグに忍ばせていました。ほんの数分で読み終わってしまうのに、しかけのおかげで何度もページをめくったり戻したりして楽しめるので、出先でも気軽に読み聞かせができて重宝しましたよ

 

ぜひとも読んでいただきたい絵本『だっこ!』ですが、2018年5月現在、残念ながら品切れ中だそうです。もし図書館や児童館などで絵本『だっこ!』を目にする機会があったら、親子で抱っこもしかけも両方楽しんでみてくださいね。

文・藤まゆ花 編集・しらたまよ

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