祖父母が急に預かれないと言いだした! 働くママの「小学生の長期休み」の乗り越え方とは
働くママにとって小学生の長期休みは悩みの種かもしれません。保育園に通っていたころにはなかった、たっぷりと長い夏休みや冬休み、春休みが子どもを待ちかまえています。近頃は学童を希望しても入れないケースもあり、どう過ごさせたらいいのかと頭を抱えているママは多いようです。ママたちが働き続けることを困難にする「小1の壁」のひとつとも言われています。
今回ママスタコミュニティに相談を寄せたママにも、突然この問題が降りかかってしまいました。長期休み期間中は二世帯同居の祖父母に面倒をみてもらうという約束で働きはじめたのですが、やはり「長時間預かるのはムリ」と言われてしまったそう。あてにしていた預け先が急になくなってしまった時、働くママたちはいったいどうやって乗りきっているのでしょうか?
長期休みの預け先、ほかのママはどうしてる?
ママスタコミュニティでは長期休みの小学生の居場所の確保について、経験者のママたちからさまざまな方法が挙げられていました。
『休みの間だけ学童に入れないか、聞いてみたら?』
『ヘルパー頼んだら良いよ。子守りのために頼んでる人いっぱいいるよ』
『学校解放とかはないですか? お弁当用意しておいて、そことか児童館で遊ばせるとか?』
『塾にいかせるのは? 午前中はサマースクールなり、プール。午後は塾』
『例えば、英会話教室で一週間レッスンとか、一週間実家に預けるとか、キャンプにいれるとか。そういうの組み合わせたら』
『私の場合は朝からファミリーサポートさんにお願いして9時に学校に送ってもらい、その後プールの時間まで図書室や自習室で過ごさせた。前半はファミリーサポートさんにお願いして、後半は実母。あとは私の実家に1週間程度お泊り』
長期休みは学校開放やサマースクールなど、子どもを外出させることで乗りきったママが多いようです。残念ながら相談者のママの住む地域では学童に入れることが難しく、子どもが自由に行ける遊び場などもないとのことでしたが、ママたちからあがったアイディアは小学生の長期休みの過ごし方として参考になりそうですね。
小学生ならひとりでもOK? お留守番した例も
小学生ともなれば幼児期ほど手はかからないので、それを説明して祖父母に了承してもらう、あるいは自宅でひとりで過ごさせるというコメントもありました。
『友人はお昼まで児童館に行かせて、午後は自宅で過ごさせてたよ』
『うちはお弁当、おやつ、水筒を準備してお留守番させてたよ。行っていいのは、社宅敷地内の公園のみ。私の携帯に遊びに行くことをLINEする、人の家には上がらない、上がらせない。夏休みまでに何度かその流れを練習した』
『1年生なら、お昼ごはん食べたあとは、自分の部屋で読書・DVD・ゲームで静かに過ごすようにして祖父母の手をわずらわせないように言い聞かせれば大丈夫だと思う』
仕事をしているママのなかには実際に1年生からお留守番させていた例もあるようです。いきなりひとりで過ごすのはママも子どもも不安なので、少しずつ練習して慣れていったのだとか。子どもが淋しくないよう工夫ができるといいですね。
思い切って職場に相談してみる
それでも預け先が全く見つからず、わが子の性格上ひとりで過ごさせるのも不安。そんなときは、思いきって仕事の方を調整する方法もあります。短時間だけ働く、土日だけ働く、子どもの長期休みはお休みをもらう……。子どもをもつママの働き方に理解がある職場なら、相談してみる価値はありそうです。
『長期休みは休ませてもらう、土日のみにする、短時間にしてもらう、のどれかしかないよね。仕事先に相談はしたの?』
『私の知り合いに同じように預け先がないからって職場(老人ホーム)に連れて行ってる人がいるよ。そんなの承諾してくれる会社なんて、なかなかないだろうけど』
『仕事先変えた方がいいよ、私の知り合いもそんな感じで、給食作る人や学校の補助員になった人がいるよ。それなら、小学生と全く同じお休みだから』
『いったん辞めて休みあけからじっくりまた仕事探したらいいよ。うちも田舎だけどパン工場で長期休みが全部休めるパートしてるお母さんもいます』
今回の相談には、多くの共感と励ましのコメントが寄せられていました。困りごとの原因となっていたのは、同居にもかかわらず協力してくれない祖父母と、家計がギリギリなのに他人ごとのような旦那。そのなかで相談者のママは板ばさみになってひとりで奮闘していたのです。なぜ母親ばかりがこんなに悩まなくてはいけないの!? と言いたくなってしまいますよね。
一生懸命にがんばるママが報われるような、良い解決策が見つかることを祈っています。
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※子どものお留守番、ひとりでできるようになったのはいつから?- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 小1。夏休み見てもらえない(長文)