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神田うの:第5回 祖母、母、私と女3代が卯年。だから私も卯年に子どもを生みたいと思ったんです

2011年10月に女の子を出産されている神田うのさん。妊娠8か月のときに雑誌「an・an(アンアン)」で披露したマタニティヌードも話題になりました。

インタビュー5回目は、結婚4年目にママとなったうのさんが、ママになることを考えたときのお話、妊娠中のお話をたっぷりお伺いします。

結婚願望がなかったといううのさんですが、それまでにママになることを考えたこともなかったのですか?

そうですね。ママになるというのは想定外な出来事でした。子どもを持つということを考えだしたのは、結婚して何年か経ってからです。
神田うの

子どもを持つことを考えるようになったきっかけはなんだったのですか?

2010年けんちゃん(美川憲一さん)と年末年始に二人だけで旅行をしたのですが、その時に懇々(こんこん)と「次は子どもを生みなさい。そろそろ孫を抱かせてちょうだい」って言われたんですね。

そう言われて考えてみたら、次の年が卯年だと気づいたんです。「あれ? 来年は卯年? 私の年だ!」って。うちは祖母、母、私と女3代が卯年で、それぞれ二回り違うんです。
「来年、私は年女だ」と気づいたら、なんかすごく「子どもを生まなきゃ」という気持ちになりました。

結婚後に旦那さんと子どもを持つことについて話し合ったことはなかったのですか?

結婚して数か月の頃に、彼が「ベイビー(うのさん)のベイビーが見たいな~」と言っていました。当時の私は、それを聞いて「ずるいな」と思ったんですよ。結婚の次は子どもが欲しいなんて、自分の希望ばかりを叶えようとしてるって。そのときは、「自分が欲しいだけじゃん。私はまだ欲しくない」と言いました。彼はそこから一度も子どもの話はしてこなかったんです。

旅行中にけんちゃんから、「帰ったら、ちゃんと旦那さんに、“子どもが欲しい”と言うのよ」と言われたので、帰国してすぐ彼にそのことを伝えたんです。

彼は、「あぁ、やっと子どもを生もうと思ってくれたんだね」と、泣いて喜んでいました。

その後、実際に娘さんを卯年に出産されていますよね。4代続いて卯年が実現したのですね。

そうなんです。私は36歳で娘を産んだので三回り離れた卯年の娘を産みました。
子どもが欲しいと思ったとき、「卯年の間に妊娠ができればいいな」くらいに思っていたんです。まさか、欲しいと思ってすぐに授かるとは思っていなかった。
きっと、“この人はすぐ妊娠しないと「なかなか妊娠しないからもういい!」とその気がなくなりそうだ”と考えた神様が、「今がチャーンス!」とばかりに娘を授けてくれたんじゃないかなと思うんですよね。

うのさんは、マタニティヌードも撮影されていますよね。

雑誌「an・an(アンアン)」の特集で、妊娠8か月の頃に撮影しました。私すごくお腹が大きかったんですよ。娘は結局2970gで生まれてそこまで大きくなかったのに、普通の8か月より大きかったと思いますよ。

仕事じゃなかったら、マタニティヌードは撮らなかったと思うので、とても良い記念になりました。

妊娠をして、今までに感じたことのない気持ちになったことはありましたか?

自分の身体が、こんな風に変化していくのはすごく神秘的だなと思いました。初めての経験ですもんね。

私、妊娠中に19kg太ったんですよ。「なるようになれ~」という感じで、好きなものを食べて、好きなように過ごしていました。「私って、こんなに大きくなれるんだ」と驚きながらも、妊婦である期間を楽しみました。

妊娠中はどのようなことを楽しんだのですか?

私は幸いつわりが全くなかったので、とにかくあちこちに美味しいものを食べに行っていました。

先輩ママさんから「赤ちゃんがお腹にいる間はどこにでも行けるけど、生まれたらなかなか出かけられなくなるよ」とアドバイスをいただいていたので、「今のうちに行きたいレストランに行って、会っておきたい人と会おう!」と思って悔いのないように過ごしていました。そして、食べまくった結果の19㎏増です(笑)。
神田うの

体重の増加は、病院で怒られたりしなかったのですか?

体重管理はあまり細かく言われなかったんです。でも妊娠したときの体重から15kg増までは許容範囲と言われていたんですが、それよりちょっと増えちゃいました(笑)。
つわりもなく、何か不調が出ることもない健康妊婦でしたよ。

19kg増えた体重は、どのくらいで元に戻りましたか?

36歳で出産をしたんですが、38歳のお誕生日に妊娠前の体重に戻りました。なので、産後約2年ですね。

最後の3㎏がなかなか戻らなかったです。自然に元の体重に戻ると思っていたんですけど甘かった。母乳をあげてる時期ってドンと体重が減るから、その勢いで元に戻ると思っていたんですけどね。

自然に元の体重に戻すのは無理なので、最後の3kgは運動をして戻しました。そしてそのタイミングで母乳が止まりました。母乳の出がすごく良かったんですけど、それは19㎏太ったからなのかなと思っています。体重を戻したときに出なくなったから、そうなのかもしれないですね。


まさに「このとき」というタイミングで妊娠したうのさん。卯年生まれが4世代続いているというお話には、現場のスタッフたちからも「すごい」という声が上がりました。次回は産後の心境の変化について伺っていきます。お楽しみに。

取材、文・上原かほり 撮影:chiai

■神田うのオフィシャルブログ
https://ameblo.jp/unokanda/

■神田うのオフィシャルインスタグラム
https://www.instagram.com/unokandaofficial/

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