育児ストレス1位は「1人時間が持てないこと」息抜きは育児放棄じゃない
育児は実際に経験してみないとわからないことがたくさんありますが、ママになるまでこんなに自分の時間が持てなくなるなんて想像もしていませんでした。
「1人でゆっくり眠りたい」「1人で買い物をしたい」「1人でゆっくりご飯を食べたい」。育児が始まってからの日々の中で、ふと頭の中に浮かんでくるのは「1人で、○○したい」ということばかり。
丸一日なんて贅沢なことは言いません。「ほんの30分だけでも1人の時間がほしい……」。そんな気持ちを持ちつつ、その30分の時間さえ持てないママたちがたくさんいます。
キッズラインが行った「育児ストレス調査」によると、子どもを持つ親の約92%が「育児についてストレスを感じる」と回答。その中で、一番ストレスを感じるのは「自分の時間がない」と答えた方が53.5%もいたそうです。
ママスタコミュニティでもこんな相談が。
『産後1か月、ようやく体調も戻りはじめ、旦那休みで赤ちゃん預けて少しの一人時間欲しいってダメですか? わがままですか?』
この相談に、「わがままじゃないよ!」と思わず声が出てしまいました。
息抜きは育児放棄でもサボりでもない
「1人の時間を持つ」。そんな当たり前のことさえ、わがままなのでは? と感じてしまうママに、先輩ママたちからは心強いメッセージたくさん寄せられていました。
『ダメじゃない! 気分転換した方がいいよ』
『全然駄目じゃないから。たまには旦那に預けて一人の時間を……』
『わかる。私も5分でいいから一人にしてって思ってた』
『ちょっと1人でスーパー行くとかだけでも気分転換になるからね』
『気分転換していいんだよ。私も子どもがそれくらいの頃、旦那にお願いして外に出たけど、気になって結局、10分くらいで家に戻ったことあります』
『素直に、1人になりたいって伝えたらいいと思う』
『「息抜き=育児放棄・サボり」じゃないし、たまには気分転換も大切だよ』
ママたちの息抜き方法とは?
「育児ストレス調査」では83.6%の方が、「週に1回、3時間自分だけの時間があるとすると、今感じているストレス度合いは減る」と回答しているそうです。
1日に3時間ではなく、1週間に3時間、1日あたり約25分です。ささやかな自分時間で笑顔で育児に向き合う余裕が生まれるのなら、後ろめたさなど感じずに積極的に1人時間を作ってもらいたいと思います。
ところで、ママたちはどんな風に「自分時間」を満喫しているのでしょうか?
『子どもが寝た後の少しの時間とか、旦那が休みの日子どもと遊んでてくれる間に普段よりゆっくりご飯作るのが息抜きかな』
『週末は旦那にバトンタッチで一人カラオケしてる。もう2歳になるけど生後半年くらいからずっと。すごくストレス発散になる。あとは、半年に一度2時間の極上マッサージに行ってる』
『1歳と5歳。週末は旦那かシッターさんに預けて美容三昧。かなりストレス解消』
『息抜きは、子どもが夜寝てからの時間かなぁ。録画しておいた番組を見たりとか、お菓子食べたりとか』
『1歳。夫の休日は子どもを見てもらって私はぐうたら。外で息抜きとかも夫に見てもらえばできるけど、外にいると寂しくなってすぐ帰りたくなっちゃう』
ママが自由時間を持つためには、旦那さんや家族の協力が必須です。そのときには、「自分の時間を持つこと」を後ろめたく思わず、「この時間で、また笑顔で育児ができるわ。ありがとう」という気持ちで頼ってみてください。
お子さんにとっても、旦那さんにとっても、ママが笑顔で毎日を過ごすのが一番。そのために必要な自分時間で、質のいい息抜きをしてくださいね。
・調査期間:2017年5月17日~5月23日
・調査対象:子育て中の男女:497名(女性:479名 男性:18名)
・就労状況 共働き世帯:70.0% 片親のみ就労世帯:22.5% ひとり親就労:7.5%
・調査方法:インターネット調査
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