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安心は禁物!好奇心いっぱいの子どもとの「恐怖のお散歩」 #産後カルタ

産後カルタ30-1 (ギャップカルタ)

子どもが歩けるようになったら、手をつないで一緒に散歩したい……。初めてママになるとき、子どもとの幸せな散歩をイメージしていたママは少なくないとおもいます。しかし、現実は甘くありません。好奇心いっぱいの子どもは、走ってくる車や自転車、歩行者のことはお構いなしで自分の興味を優先して行動します。調子よく手をつないで歩いていた、と思ったら虫を見つけてその場で急に座り込んだり、道路の反対側に散歩中の犬を見つけて走り出したり……。ママは子どもの手をしっかりつないでおくだけでは済まずに、いつ子どもがママの手を振りほどいて走り出すか、常に緊張しておかなくてはいけないという状況もありえますよね。

「緊張感あふれる散歩」を経験したママから悲鳴があがっていました。

『暖かいから子どもののんびり散歩しようものなら常に注意。手を繋ごうにも逃げる。車だよ…と端に寄せたらなぜか車が来る絶妙なタイミングでわたし押されて殺人未遂。平和に散歩したいよ』

「いつか手をつないで散歩したい!」ママたちの叶わぬ夢……

『うちも。外に連れていってあげようと思って行くけど大変すぎて、やっぱ行かなかったらよかった。と後悔することも。10分ほどで帰ってくることもありますよ。いつか手を繋いで歩いてみたいな』

『うちも2歳なりたてですが、何にでも興味示してまぁ~大変! 「いや」っていってくれればいいのに「やめてぇ~やめてぇ~」てさけぶから恥ずかしい!』

『うちもそんなかんじ。まもなく2歳。やりたい放題になりそうなら仕方ないから無理矢理抱っこして帰る』

好奇心旺盛な子どもに振り回されているママたちからの嘆きのコメントが寄せられました。子どもを抱っこするしかなくなると、もはや散歩ではなくなりますよね。無理やり抱っこして大きな声を出されると親は周囲からの目が気になってしまうでしょう。筆者の息子も好奇心旺盛なタイプでしたので、大人が普通に歩けば10分で到着する距離を90分もかかってしまったことがありました。そして息子の両手は拾い集めた、息子いわく「たからもの」の小石や小枝でいっぱい……。手をつなぐなど遠い夢でした。ママたちの苦労は身に染みてよくわかります。

危険を感じたら公園へGO!経験者からのアドバイス

『うちもだよ。あぶないから広い公園につれていってる。この前は小川をジャンプして渡ろうとして小川に落ちたし』

『あるある。あとほんの数ヶ月だけよー。その時期は囲まれた公園にしか行かなかったなぁ』

なかなか手をつないで散歩してくれない子どもを持ったママたちからは、「公園へ行くべし」とのアドバイスが寄せられました。確かに公園だと車や自転車は走っていないので、子どもの好奇心の赴くままに自由に遊ばせてあげられますね。公園までは、抱っこか、自転車で行くか、子どもだけを三輪車などに乗せてママが押してあげるという方法があります。まずは安全な場所まで移動してから子どもには思いっきり遊んでもらいましょう。

産後カルタ30-2 (ギャップカルタ)

息子は幼稚園に通うようになった3歳頃から、ようやく親と手をつないでゆっくり歩いてくれるようになりました。お子さんそれぞれで個人差はあるでしょうが、いつかは手をつないで「理想の散歩」ができる日が来ることでしょう。筆者の息子のように「たからもの」を集めた思い出は、きっと子どもにとっては大切なはず。それまでは安全な場所で子どもの好奇心を十分に満たしてあげるといいかもしれませんね。

文・しのむ  イラスト(産後カルタ)・天城ヨリ子

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