親が洗う?それとも子ども?家庭の「子どもの上履き洗い」の実情とは
幼稚園や保育園、小学校に通うようになると、週末には上履きを洗うというひと仕事が追加になります。小学生の低学年くらいまでは自分で洗うことが難しいので、ママやパパが洗っているご家庭が多いかもしれません。
しかし毎週末のことともなると憂鬱に思える上履き洗い。親が洗うか、いつから子どもに自分で洗ってもらうのか、上履きを洗う時間がないので困る、などと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
同じようなお悩みをお持ちの方が、ママスタコミュニティで話題にされていたのでご紹介します。
親が洗う?子どもが洗う?
週末の上履き洗いをママやパパがするか、はたまた子どもが洗っているのか、ママスタコミュニティに寄せられたコメントを見せてもらうことにしましょう。
「きれいにしてあげたい」から親が洗う
「洗うからにはきれいにしてあげたい」「子どもにはまだ難しい」という思いで、ママやパパが洗っているご家庭があります。上履きは親がしているかわりに他のお手伝いをやらせたり、子どもにやらせて親が仕上げというパターンもありました。
『綺麗に洗ってあげたいから私か旦那が洗う。
本当は子どもに洗わせた方がいいんだろうけど、家の掃除とか手伝ってくれるから上履きは親がしてる』
『基本的に私。年少だけど、たまに自分で洗う時があって仕上げは私がやってる』
『私が靴を洗うの好きだからついでに洗っちゃう。子どもにやらせても綺麗に洗えてなかったりするし、必ずしも子どもにやらせなきゃいけないってこともないと思ってるから』
『一軒家で庭に水道があるなら子どもにやらせるが、賃貸なので……泣』
『うちの子の小学校はバレエシューズじゃないから、大人の力じゃないと汚れが落ちなくて。自分たちでやらせたいんだけどね。旦那も落とすのに苦労してる』
子どもが自分で洗っているケースも
「小学生になったから」「学校の宿題になっているから」というコメントもありました。学校によっては、生活の授業で上履きの洗い方を学習し、自分で洗うように促しているところもあるようです。たしかに靴の手入れの方法や物を大切にする気持ちなど、上履きを自分で洗うことを通して学べることがたくさんありますものね。
『小学1年生のころから上履き洗いが週末の宿題になってて、そこからずっと子どもがやってます』
『小学生になってからは自分で洗ってる。妹(年中)の上靴も一緒に洗ってくれて助かる』
『金曜日の夜に風呂に入りながら洗わせるよ。暖かいからゴシゴシ洗ってるよ』
『自分で洗います。洗面所がびちゃびちゃになったり、泡が残ってる事もあるので。サポートはするよ!』
『小学生になってから、隔週で交代してる』
上履き、親も子も洗いません!一体どういうこと?
ママやパパが洗うわけでもなく、かといって子どもが洗うわけでもないという方もいらっしゃいました。ではいったいどんな方法で綺麗にしているのでしょうか?
『子どもが小学生の頃はたまに私が洗ってたけど、基本的には汚れが目立ったら買い換えてたかな。
ある日某スーバーの上履きが498円くらいで買えるのを知って、こんなに安く買えるならと、あまりに汚れたら新しいのに買い替えてた。一年でサイズアウト、早いときは半年でサイズアウトしてたからね』
『子ども三人分まとめて、上履き用ネットに入れて洗濯機。上履きをネットに入れて洗濯かごの横に置くのは子どもの仕事』
『浸け置きしてから洗濯機で洗う』
『コインランドリーで洗う』
頻繁に買い替える方法や洗濯機で洗う方法がありました。今は靴専用のコインランドリーがあるので便利ですね。
「上履き洗い」という小さな話題でしたが、みなさん、いろいろな考えがありました。
各ご家庭の事情や、子どもの年齢や成長の程度もあり、一概に決めてしまうのも難しいことです。子どもの思いも尊重し、メリットも考えながら、家族みんなの負担にならない方法を相談して決めてみるのはいかがでしょうか。
文・藤まゆ花 編集・しらたまよ イラスト・Ponko