子どもの「なんで?」「どうして?」攻撃が辛い!イライラせずに上手に付き合える方法は?
「なんで?」「どうして?」「なんでだろう?」
2~4歳くらいのお子さんをお持ちのママたちにとっては、「はじまった……」と感じてしまうこの言葉たち。
向き合ってあげたいと思う気持ちはあるものの、忙しいときや心の余裕がないときにはイライラしたり、しんどく感じてしまうこともありますよね。
ママスタコミュニティにも、「なんでだろう?」攻撃に疲れてしまったママの相談が投稿されていました。
『4歳になってからなんでもかんでも「なんでだろう?」を連発してきて、疲れます。
答えられるものは答えるけど、「なんでだろう?」に対して答えを言っても「なんで~?」と言ってくるからしんどい。「だから~!」と言い返してしまいそうで……。
この時期ってこんなもの? みんなどう対応してるの? 聞かせて下さい!』
永遠に続くように感じる子どもからの質問がしんどくなってしまったというママ。
同じように悩むママたちのために、この時期を乗り越えた先輩ママたちからのアドバイスをまとめてみました。
終わらない質問攻撃!しかし子どもの着眼点に感心も
終わらない質問攻撃に悩んでいるママたち。イライラすることもあるけど、子どもの発想の面白さに感心することも!
『ご飯中の会話で
子ども「ママなんで辛いの(キムチ)食べてるの?」
私「ばぁばから貰ったから食べてるよ」
子ども「なんで、ばぁばからもらったの?」
私「ばぁば、たくさん辛いの作ったからくれたんだよ」
子ども「なんでたくさん作ったの?」
と永遠に終わらない。なんでだろう』
『テレビを見てても「このCMさっき流れたのに~なんでまた流れるの? なんで?」とか……』
『「空は何で青いの?」と聞かれて、ネットで調べて詳しく説明したら「??」って顔してた』
『3歳の上の娘がそんな感じです! 先日は「なんで夕方はお空がオレンジになるの?」と聞かれて、子どもの着眼点に感心しました』
「なんで?」攻撃は、成長するチャンス!みなさんはどのように答えてる?
「なんで?」攻撃は成長の証。さらに可能性を伸ばしてあげることができる時期でもあるようです。とはいえ、毎回すべての「なんで?」に正面から向き合い、付き合ってあげることは難しいですよね。先輩ママさんたちは、子どもの好奇心にどのように応えてきたのでしょうか?
『納得いくまでひたすら答えてるよ』
『「自分で考えてみな」と返しても、「何で?」としつこい為、仕方なくわかりやすく答えています……。嘘もいけないなぁと思って』
『毎回ちゃんと説明してあげると頭良くなるって聞いたことある』
ちょっと疲れるけれど、毎回質問に答えているママたち。頑張ってます!
『私は逆に質問してる。「なんでだと思う?」って。考える力や想像力が働くし』
『時間と心の余裕があるときは、どこまで話がつながるかを聞き続けます。「それで? 次はどうなった?」って聞くと、考え考え続きを話すので面白いです』
こちらは逆質問。想像力を養えそうです。
『うちの子も「なんで」「なに」攻撃がすごくて疲れるから、幼稚園の時に図鑑や辞書を買って自分で調べるように言いました。最初は一緒に調べたりしましたが、小学生になった時の語彙力とかすごいよ』
『「なんでだろう?」が楽しくて、私のない知識を振り絞って教えてる。わからないときはスマホで調べて教えてる。そのせいか、子どもの知識がすごく多くなってきた。
子どもの「なんでだろう?」って、大人が思いつくことじゃないから私は楽しい』
『小さい頃からいろんなことに疑問を持って質問ばかりしてきたんだけど、小さい頃は答えられないものは一緒に調べたりしてた。いつしか自分で調べるようになって、今高2で進学校に行ってる。親は大変だけど楽しみつつ一緒に学んだ方がよいよ』
ひとりで、あるいは親子で調べる方法。図鑑や辞書に加え、今はインターネットもあるので、答えにたどり着きやすいですよね。
「常に完璧に!」なんてことは、実際の子育てでは難しいと思います。今回ご紹介した意見をもとに、余裕があるときにはできるだけお子さんと向き合い、先輩ママたちが実践していた方法を真似してみるのもいいかもしれませんね。
文・鈴木じゅん子 編集・しらたまよ
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