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助産師さんの一言で「張り詰めていた心」が開放されました #あの人に今ありがとう

日々、正解のない子育てに奮闘していると、ときにはどうしてもつらくて逃げ出したくなったり、くじけそうになったりしてしまうこともありますよね。そんなとき、誰かに優しくしてもらえたり、心がホッと軽くなるような一言をかけてもらえたりすると、この上なく救われるでしょう。あなたには、そんな心の支えとなるような言葉をかけてもらった経験がありますか?

今回ご紹介するのは、ある助産師さんにかけられた一言が、明日への活力につながっているというひとりのママのお話です。
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気持ちを分かってほしかった……。「張りつめていた心が開放された一言」

『1ヶ月健診でのこと。 たぶんそのときは自分がイライラしている時期で、その助産師さんの「そこで待ってて」や「じゃ座って〜」くらいのタメ語にイラっとして最初の印象は良くなかった。 子どもの様子を見てもらって、お決まりのように「ほかに困ってることある?」と聞かれたので、当時一番の困りごとだった授乳時の痛みについて聞いてみた。 実はその時点で白斑もできていて乳房はガチガチ、乳腺炎になりかけで放置の状態だった。

私の胸を見るなりその助産師さんは真剣な顔で「これすごく痛いでしょ?」と言い、持参した育児日記を見て、授乳回数が3時間おきの1日8回であることを確認し「…こんなに痛いのに1ヶ月、本当に頑張ったね!」と私の目を見て褒めてくれた。

そこまで我慢してたけど、産んでから毎日浮かんでくる色んな不安や、分からないことの多さや、寝不足のつらさや、そして乳腺炎の痛みを抱えて張りつめていたものが開放され、号泣してしまった。その助産師さんは泣いている私の顔を見ながら、乳腺炎の対処を丁寧に説明してくれたあと、自分も子どもが3歳で、毎日不安と闘いながら頑張ってることを話してくれた。 驚いたことに、助産師さんも泣いていた。大きな病院だったので、シフトの中で1日何十人も会うであろう母親のひとりに、泣いてくれる、真剣に向き合ってくれる助産師さんがいることに本当に驚いて、もっと泣けてしまった。

それまで、健診なんて流れ作業で処理されてると思っていたので、私もさっさと終わらせようと思っていたぐらいだったのに。そしてその助産師さんはこれからも煮詰まることが絶対にあるので、誰でもいいから話せる相手をつくること、というアドバイスをくれた。「ご主人じゃなくても、ママ友じゃなくても、近所の人とか、高校の友達とかでいいから」と。笑いながらだったけど、それもすごく助かった。煮詰まってるときは、きっとある程度関係ない人のほうが話しやすい、と気づかせてくれたのもその人だった。診察室を出たら、周りをみる余裕ができて、天気がいいなとか、隣の赤ちゃん可愛いなとか、そんなことを考える余裕ができたことに自分でびっくりした。 時期が時期だけに、本当に追い詰められていたので、その方の涙と、教えてもらったことは、今(子ども2歳半)でもよく思い出す。

あのとき、まず私に目線を合わせて共感をしてくれたこと、自分でも気付いてなかった「欲しい言葉」をくれたこと、そして何より、仕事で何十人、何百人も会ううちの1人である私に、本気で話をしてくれたこと、とても感謝しています。本当に、救われました。ありがとうございました。(30代前半 女性、加筆・修正の上掲載)』

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一生懸命に子どもと向き合っていると、どうしても先の見えない育児のトンネルから抜け出せず、悩み不安になってしまうときもあるでしょう。そんなとき、だれかからこんなふうに気持ちを理解してもらえたら、きっと「また明日も頑張ろう」と笑顔になることができますね。

貴重な体験談をお寄せいただいたき、どうもありがとうございました。

文・赤石みお

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