最新情報のチェックにも!「予防接種スケジューラーアプリ」がおすすめな理由
出産後、喜びを感じながら育児をスタートしたと思ったら、生後2か月から予防接種がスタートします。育児でも手っぱいなのに……という方もいらっしゃるかもしれませんね。
予防接種は、定期接種だけでも9種類、任意接種や海外渡航のための予防接種まで含めるとママでも覚えきれないくらいの数があります。さらに
★接種できる月齢や年齢が予防接種によってさまざま
★接種間隔をあける必要があり、その間隔も予防接種によって異なる
★定期接種と任意接種がある
などなど、考えることは山積み……。しかも子どもの急な体調不良で予定を変更せざるを得ないこともあります。
基本はお医者様のアドバイスを参考に接種することとなるでしょうが、臨機応変に対応できるよう、ママ自身もスケジュール管理ができるようになると安心ですね。
筆者は「予防接種スケジューラーアプリ」を使っていました。実際使ってみた感想と合わせて、アプリの特徴をご紹介します。
ダウンロード数100万件突破「予防接種スケジューラーアプリ」の特徴
NPO法人「VPDを知って、子どもを守ろうの会」の小児科医によって監修されている、「予防接種スケジューラーアプリ」。 Android OS端末(Android OS 2.3以降)と、iPhoneで使え、2017年4月28日には、ダウンロード数が100万件を突破しています。
予防接種のスケジュールアプリはどのような特徴や魅力があって支持されているのでしょうか。
接種できるワクチンを把握しやすい
最低限設定する項目は、子どものニックネームと誕生日、性別です。
「月別表示」では、月別でワクチン名が表示されます。その月に接種推奨、または接種済のワクチンが、一目で把握できるアイコンで表示されます。接種状況においても、済、予、未と、接種回数分のアイコンがあるのがわかりやすいですよ。
さらに予防接種名をタップすると、ワクチンの詳細を確認することができます。定期接種か任意接種か、不活化ワクチンか生ワクチンか、接種時期と回数、おすすめの受け方など、予防接種に関する内容がわかりやすく解説されています。
予定日を入力すると通知を受けとることができる
予防接種の次回予定日を入力しておくと、1週間前、前日、当日にアプリから通知を受けとることができます。接種済みのものは完了日を入力しておくと、いつ接種したのかを後で確認できますよ。
兄弟や姉妹のスケジュール管理ができる
兄弟や姉妹など、複数の子どものスケジュール管理もできます。兄弟/姉妹がいると、母子手帳を見比べてどちらがどちらの予防接種だったか混乱することもありますが、1つのアプリで管理できるのは魅力的ですね。
アプリに記録したデータを預けることができる「バックアップサービス」といったような機能が他にも備わっています。
実際に使ってみて便利だった点
実は筆者もこのアプリにお世話になっています。母子健康手帳が手元になくても、これからのスケジュールや、予防接種の内容を確認することができるので、便利に思って使わせてもらってきました。
ただ、予定日や完了日をスマホにその都度入力することを忘れてしまうこともありましたが……。まとめて入力しても大丈夫なのでよかったです(笑)。
わが子は小学生になったので、頻繁にアプリをチェックする機会が減りました。しかし予防接種の情報は毎年のように更新されているので、任意接種が定期接種になるなど、最新情報を得るための情報源として活用しています。まだ追加接種もあるので、これからもしばらくお世話になる予定です。
予防接種のスケジュールがうまく立てられない! とお悩みの方は、ぜひ一度このアプリをチェックしてみてくださいね。
文・藤まゆ花 編集・しらたまよ