9月配信開始の『フラーハウス』シーズン3は、ドラマチックな日本編エピソードに注目!
あのドラマ『フラーハウス』のキャストたちが再び日本にやってきた!
9月22日よりNetflixにて待望のシーズン3の配信がスタートする『フラーハウス』。大人気ファミリードラマ『フルハウス』の続編として開始し、幼い息子3人のシングルマザーとなったD.J.が妹のステファニー、親友のキミーと、一つ屋根の下で子育てに奮闘する日々を描いています。
昨年末、シーズン2の配信開始を記念して行われたキャスト来日イベントには、日本中のファンが歓喜しました。そしてこのたび、キャストたちの再来日が実現! しかもその目的は……『フラーハウス』シーズン3にて配信される日本編エピソードの撮影! 今から放送が待ちきれませんね。
昨年に続き、今回もママスタ編集部はキャストたちへのインタビューの機会に恵まれました。
放送よりひと足先に、日本を訪れた『フラーハウス』メンバーの声をお聞きください!
「日本で撮影されるのは『フラーハウス』の鍵となるエピソード。ドラマチックなストーリーに期待して」
今回インタビューさせていただいたのは、キミーの元夫・フェルナンド役のフアン・パブロ・ディ・パチェさん、D.J.の彼氏・マット役のジョン・ブラザートンさん、そしてD.J.の元彼氏・スティーヴン役のスコット・ウェインガーさん。『フラーハウス』の恋を取りまく3人という複雑な組み合わせですが、インタビュー時の空気はとても和気藹々としていましたよ。
――今回はシーズン3で配信のエピソードを日本で撮影されるとのことですが、いったいどんな撮影になるんでしょう。
ジョン・ブラザートン(マット役):いつもみたいにスタジオでセットを組んで収録するときとは違う手法で撮影するんだ。1台のカメラを動かしながらね。
フアン・パブロ・ディ・パチェ(フェルナンド役):映画を撮っているような感覚だよね。初めてのロケなので、きっと楽しい撮影になると思うよ。
スコット・ウェインガー(スティーヴン役):日本という特別なロケーションや、それに合わせた撮影方法、それにストーリーもいつもよりドラマチックなんだよ。期待していてほしいな。
ジョン・ブラザートン(マット役):今回日本で撮影するエピソードは、シーズン3の中で鍵となる話なんだ。いろいろなことが起こるから、楽しみにしていてね!
「家族にとって大事なのは、どんな問題であっても愛情をもって解決していくこと」
『フルハウス』といえば、80年代〜90年代のホームコメディドラマの代表ともいえる作品。ちょうどこのドラマを見て育った人たちが、今はお母さんになっているのだと考えると感慨深いです。『フルハウス』から当時感じていたことを自分の育児に反映させたり、20年後に『フラーハウス』を見て、自分の育児について考えたり……。そんなふうに、長年にわたってママたちに寄り添い元気をくれるドラマでもありますよね。
――『フルハウス』も『フラーハウス』もファンたちに「家族」とは何か、「育児」とは何か、ということについて大きな影響を与えてくれるドラマですよね。そんな作品をつくる一員として感じていること、また日本のファンに感じてほしいと思っていることはなんですか?
スコット・ウェインガー(スティーヴン役):やはり『フルハウス』シリーズの家族って、これまで当たり前だったようないわゆる“伝統的な家族”ではないよね。家族一人一人の個性も強いし。そんななかで子どもは大人とどういうふうに接するのか、そして大人は子どもにどういうふうに接するのか。視聴者がそこから少しでも実際に自分の家族と良い関係を築くためのヒントを得てくれたら嬉しいし、そういうところに世界中のファンが共感してくれているのかなと思っているよ。
ジョン ・ブラザートン(マット役):このドラマの中では家族ならではの問題がいろいろと起こるけれど、“どんな問題であっても愛情をもって解決していく”ということが核にある。それはどの家族にとっても大切なことだよね。
僕が大事だなと感じたのは、家の中で起きたトラブルは、その日のうちに解決すること。嫌な気持ちを引きずって眠らないように、愛をもって状況をよくしようとすることだね。
フアン・パブロ・ディ・パチェ(フェルナンド役):この番組って、いつも楽しく問題や悩みを解決していくよね。現実としてシングルマザーや不妊などの問題に直面している人がいる中で、それをすごくハッピーで明るい形で、みんなで向き合って解決していこうという姿勢があるのが、すごいんだと思う。
『フラーハウス』のシーズン3でも、とても重たいトピックをみんなの力で美しく乗り越えていくというストーリーがあるんだ。世の中いろいろ大変なことが多いと思うんだけど、この番組が光のような存在になってくれたらいいな。
「母親が子育てのお手本。母の愛のおかげで今の自分がある」
——『フラーハウス』は、子育て中のママたちにも希望を与えてくれるドラマだと思います。最後に、日本のママたちにメッセージをお願いします。
ジョン・ブラザートン(マット役):僕はシングルマザーの家で育ったんだ。小さな家でお金もなかったんだけど、母親は僕に愛情をたっぷりかけて、自信を与える育て方をしてくれた。僕はそれをすごく幸運なことだったと思っているよ。
子どもに愛情を注ぐことにすべてを捧げてくれた母親のおかげで、自分自身が親になってから、それを子どもにしっかり伝えていかなきゃと思うことができている。母親が僕の子育てのお手本になっているんだね。
フアン・パブロ・ディ・パチェ(フェルナンド役):僕は小さいころにいじめられていた経験があるんだけど、つらいときでも母親がつねに「あなたは特別な子よ」ということを毎日しっかりと言ってくれていたんだ。彼女が当時、息子である自分が聞きたかった言葉を惜しまずにくれたおかげで、今の僕がある。だから僕自身が親になったときも、母のような親になっていきたいと思っているよ。
スコット・ウェインガー(スティーヴン役):いま自分が親になって息子と一緒に『フルハウス』『フラーハウス』を見ることができて、すごく嬉しいんだ。「このドラマを見ていれば、もし何か問題が起こったときにも、きっと息子は親である自分を信じて話をしてくれるはず」という気持ちになるので、親と子にとってはとても良いドラマになると思うな。
今回の来日で撮影されたエピソードは『フラーハウス』シーズン3でご覧いただけます。
Part1は9月22日(金)より、日本編エピソードを含むPart2は12月より全世界同時ストリーミング開始となるので、ぜひチェックしてみてくださいね!
取材、文・鈴木じゅん子 編集・伊東杏奈 撮影・山口真由子
Netflixオリジナルドラマ『フラーハウス』シーズン3
Part1:9月22日 (金) 全世界同時ストリーミング
Part2:12月配信開始予定