鼻からスイカどころではない!?「分娩所要時間」が長いママ、「スピード出産」のママの体験談
「分娩所要時間」とは陣痛開始から胎盤娩出までの時間のことを指す言葉です。母子手帳などで目にした方もいるのではないでしょうか? この「分娩にかかる時間」ですが、実際のところ妊婦さんによってさまざま。2日以上かかる方もいれば数十分の「スピード出産」になるママもいます。
ママスタコミュニティでも、そんな「分娩時間」について様々な体験談が寄せられていました。
長い人は、なんと20時間以上!一筋縄ではいかない出産
出産の痛みはよく「鼻からスイカ」と例えられますが、その痛みは実際どのくらい続くのでしょうか? どうやら長い人では20時間以上かかるという方もいるようです。
『初産で約23時間。破水から始まり14時間子宮開かず転院させられそこで6時間かけて4cm、2時間かけて一気に全開で分娩台あがって10分で産まれました』
『25時間。MAXの痛みが8時間続いてしんどかった』
『初産で陣痛が来てから29時間。分娩台にあがってからは3時間位。下半身が取れるかと思った。鼻からすいかではなく鼻から地球だと思った 』
『初産で、30時間35分かかった…夜中を2回越しました……。2日目の朝に先生によって人工破水されてやっと生まれました。分娩台に上がったからは1時間で生まれました!』
こちらまで痛くなってしまうくらい、過酷な経験ですね。「鼻からスイカ」どころではなく「鼻から地球」という例えも、ママの必死さが伝わってきます。
わたしは「スピード出産」でした!逆に短時間で出産したケースも
『急に陣痛間隔が分からないほど痛くなって、車で15分で病院に行って、すぐ分娩室。子宮口全開なのに赤ちゃんは下がってなくて、お腹押されて出産した。多分トータル30分以内』
『自然に陣痛きて10分間隔の時に病院行ったけど(タクシーで5分)。診察室に行く前に病院内の廊下で生まれた。3850gの息子』
中には陣痛が来てから1時間以内に生まれたという方も。「スピード出産」だったとしても、痛みがあったりなかったりと個人差はあるようですが、できる限り短い時間で出産したい、というのは妊婦さんの願うところでしょう。とはいえ、「スピード出産」には「痛みが短い」という面もあれば、「病院で産めるかどうかわからない」という不安要素も。そんな場合に備えて、妊婦さん・周囲のサポートする方は緊急時の対処法も事前に覚えておくと安心ですね。
出産は赤ちゃんが誕生する奇跡の瞬間。分娩の時間がどうであれ、分娩方法がどうであれ、立派な出産です。これから出産を迎える方は、いつか我が子に出産時のエピソードが話せるよう、今を乗り切りましょう。無事出産されることを祈っております。
文・編集部