【マリメッコ展】60点超のドレスや映像でデザインの魅力に触れる!子どもの美術館デビューにおすすめ

鮮やかな色使いと大胆な模様で、世界中の人々を魅了するフィンランド発のデザインハウス「マリメッコ」。マザーズバッグやリュック、食器など、日常生活でマリメッコのアイテムを活用しているママも多いのではないでしょうか? 東京都庭園美術館では、2026年12月20日(日)まで、「マリメッコ展 模様のちから Marimekko: Art of Printmaking –Beauty, Dream, Love」が開催されています。
今回は、親子で訪れる際に知っておきたい情報とともに、展覧会の見どころをご紹介します。
単なる展示で終わらない。模様が生まれる過程を体験できる

今回の展覧会では、60点を超えるドレスや、マリメッコのデザインが生まれるまでの過程を映像で表現したインスタレーションが登場します。色や形を眺めるだけでなく、映像や空間を通して模様が生まれる過程に触れられるのも、本展ならでは。作り手の思いや制作の背景を知ることで、違った表情に見えてきそうですね。
「どの模様が好き?」「どんなものに見える?」と子どもと話すことで、大人とは違う、子どもならではの発見に気付けるかもしれません。
個性際立つ60点超えのドレスが集結!

まずお伝えしたい今回の展覧会の見どころのひとつは、初期の貴重な作品から現代のコレクションまで、60点を超えるドレスが並ぶこと。

大胆な花柄や幾何学模様、目を引く色の組み合わせなど、マリメッコならではのデザインが一堂に会します。

洋服という身近なアイテムでありながら、まるでアート作品のような個性が光るドレスも。

「ママはこのドレスが好きだな」と親子でお気に入りの一着を探したり、「こんな模様の服を着てみたい!」と想像を膨らませたりするのも楽しそうです。
模様が生まれる現場を体感!映像インスタレーション

マリメッコの魅力は、完成したデザインだけにあるのではありません。今回の展覧会では、フィンランド・ヘルシンキにある自社のプリント工場をテーマにした映像インスタレーションが見られます。
手がけたのは、アートユニット「plaplax(プラプラックス)」。実際に工場を訪れ、職人たちが生地に模様をプリントする工程を取材しました。その様子をもとに、色ごとの版を使い、白い生地の上に鮮やかな色や形が重なっていく過程を、映像とプロジェクションによって表現しています。

実際の作業工程が見られる工場の映像は、普段なかなか見ることができない貴重なもの。

模様を生地に印刷する際に使用する版(スクリーン)の実物も展示されていました。最大で12版重ねることもあるそうです。

マリメッコの模様ができるまでの工程が、プロジェクションによって再現されたエリアは圧巻! 光や動きのある演出は小さな子どもでも興味を惹く仕掛けだと感じました。
普段、洋服やバッグなどで目にする模様が、どのように生まれるのか。完成品を見るだけではわからない、ものづくりの面白さに触れられる展示です。
暮らしに溶け込むマリメッコの展示も

会場には、テーブルウェアも展示されていました。制作のもとになった図案も展示されていて、実際の作品と見比べることもできます。

また、2階の屋内テラスのチェアにもマリメッコのクッションが並び、作品がインテリアとしてナチュラルに溶け込んでいました。ドレスや布の展示とはひと味違う、暮らしの中に取り入れたときのマリメッコの魅力も感じられます。
マリメッコ展にはジュニアガイドの用意も!

今回、ママ目線で素敵だなと思ったのが「ジュニアガイド」が用意されていたことです。イラストが多用され、子どもでもわかりやすい解説になので、普段アート鑑賞に馴染みのない子どもでも興味を持ちやすい内容になっていると感じました。館内に置いてあるので、親子連れで訪れた方はぜひ手に取ってみてくださいね。
展覧会限定グッズも!ママのお土産や子どもへのプレゼントに

展示と共に見逃せないのが、ミュージアムショップで販売されているマリメッコグッズです。鮮やかなウニッコ柄のトートバッグにポーチ、食器などの人気アイテムもそろっています。

やや値が張るグッズも多いのですが、お手頃価格で購入できるものもあります。今回の展覧会オリジナルグッズで編集部がママにおすすめしたいのは、マスキングテープ(税込990円)。
マリメッコ展のキービジュアルに採用されたエレメンツがあしらわれていて、シンプルなノートに貼るだけで個性をプラスできますよ。北欧好きのお友達がいるなら、ちょっとしたラッピングの包装アイテムにプラスしてもいいですね。

クロッキー帳(税込1,100円)は、子どものお絵描きはもちろん、ちょっとしたメモにも使えます。リング式なので折りたたんでも使用でき、出先で退屈した子どものお絵描きノートとしても活躍しています。オリジナルアートカード(税込380円)は展覧会の記念や、お友達や家族へのお土産に購入してもよさそうですね。
赤ちゃん連れのママにも!ゆったり鑑賞できる「フラットデー(ベビーアワー)」

子連れでの美術館デビューに不安を感じるママに知ってほしいのが、東京都庭園美術館の「フラットデー(ベビーアワー)」です。誰もが安心して美術館を楽しめるよう、通常よりゆとりのある環境で鑑賞できる日が設けられています。
今回のマリメッコ展でも11月11日(水)の10:00~15:00には「フラットデー(ベビーアワー)」の時間が設けられていました。普段はベビーカーで入れない本館エリアにもそのまま入館できるそうです。こうした「フラットデー(ベビーアワー)」への参加にはオンラインチケットの購入が必要です。マリメッコ展の「フラットデー(ベビーアワー)」のオンラインチケットはすでに完売していますが、次回開催予定を含めた詳細は、東京都庭園美術館の公式サイトをご確認ください。
マリメッコ展で芸術の秋を満喫しよう

60点を超えるドレスや、模様が生まれる過程を体感できるインスタレーションなど、マリメッコの魅力をさまざまな角度から感じられる今回の展覧会。展覧会オリジナルグッズを探したり、歴史ある邸宅の装飾に目を向けたりするなど、作品鑑賞以外にも楽しみが広がります。
美術館の敷地内にある広い庭園を散策するだけでも心地いい季節なので、ぜひ親子でお出かけしてみてはいかがでしょうか。
取材、文・編集部 編集・ここのえ
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