<ズレてない?>中学生が毎朝のお弁当作り!?後片付けをしない子にイライラする母親に届いた声は…

年度替わりで新生活がスタートした家庭も、そろそろ慣れてきた頃でしょうか。お弁当作りがはじまったママたちも、少しは効率がアップしたかもしれません。この春からお弁当持参になった中学生にまつわるトピックが、ママスタコミュニティにありました。公立中学校の多くは給食がありますが、私立ではお弁当の場合もあるようです。
『わが子が中学に上がってお弁当持参になり、毎朝自分で作るようになりました。ただキッチンの後片付けを放置して、「時間がない」とそのまま登校して行きます。みなさんならどうやって言い聞かせますか?』
「お弁当がいい」と言った以上、片付けは当たり前?
この投稿文を読んで真っ先に思うのは、「後片付けしないなんて、だらしがない!」でしょうか? それよりは、お子さんが自分でお弁当を作っているという驚きでは? 中学生になりたてということは、数ヶ月前までは小学生だったお子さんです。
『中学生の子どもの弁当は親が作るもの、と思うのは私だけ? なぜ投稿者さんは作らないの? 大学生や社会人ならわかるけど』
「お弁当=親が作るもの」と決まっているわけではありませんが、多くのママたちは、中学生のお弁当作りは親の担当と考えているようです。
『自分で「お弁当がいい」と言ったからです。学校のパン注文制度を利用するように言ったら、「それなら自分で作る」と。だからやらせているのです。「自分でする」ということは、もちろん片付けも自分でするということです』
投稿者さんのお子さんの言い分は「毎日パンじゃ飽きる」「パンだとすぐにお腹が空く」。当人の希望だから、自分でやるのは当たり前というわけです。
『投稿者さんは体調がよくないの?』
パンでは不満だから、お弁当。それはわかりましたが、ではなぜ投稿者さんは作ろうとしないのでしょう。夜遅い仕事をしていて朝起きられない? 下に赤ちゃんがいて、夜泣きがひどい? 疑問が次々湧いてきます。
洗い物までやるために早起きして!?
投稿者さんはこう続けます。
『時間がないなら、あと15分早く起きればいいのに。私が起きてキッチンに行くとやりっぱなしのシンクが目に入り、朝からゾッとします』
何かを炒めて、油が残ったままのフライパン。水に浸けられている、醤油や砂糖でベタベタした容器。さらにお子さんが作った朝食の後片付けもしないまま。「お皿に卵の黄身が溢れて固まっていると、取りにくくて困る」とのこと。そのうえ「お願いしているゴミ出しもそのままで、回収車が行ってしまい捨てられない日もあります」だそう。だから「言い聞かせたい」となったようです。
クレームから見えてきたのは、投稿者さんはお弁当どころか朝食も作っておらず、ゴミ出しもしていない。要は一般的に母親が朝やるような家事を、すべてお子さん任せにしていることでした。そしてなぜ自分でやらないのかといえば、「低血圧で、朝起きられないこともあるから」。
『子どもが料理好きで作りたがったのかと思ったら、母親が楽したいためだなんて。かわいそう』
お子さんに同情する声が目立ちました。世の中にはわが子のために頑張って早起きしているママはたくさんいます。
ただそれは前提として、どこまで頑張れるかは人によって大きな差があります。そしてお子さんも自分でお弁当を作ることに納得しているのなら、他人が口出しする必要はありません。それぞれの家庭にそれぞれのやり方があります。
『みんなが批判しているのはお弁当を作らせていることではなく、「洗い物をして行くために15分早く起きろ」と言うことに対してだよ。片付けくらい投稿者さんがやってあげたら?』
そう。問題は片付けまでの完璧さを、お子さんに求めていることです。
まずはお弁当作りを褒めてあげて
『本来なら、親がお弁当を作ってあげていい年頃。できることは当たり前、できないところまで粗探しする親だと、子どもは大変だね』
当然のように親任せの中学生も多いなか、自分でお弁当を作っているお子さん。投稿者さんの代わりにやってくれているとも言えるのですから、本来ならそこに感謝があってもいいはずです。そして感謝する気持ちがあれば「片付けがダメ」などという発想にはならないのではないでしょうか。
『朝が苦手な人や夜勤の人も、世のなかにはたくさんいる。子どものワガママでお弁当作りをさせてあげていると考えているようだけど、朝起きられないのは母親の都合。お互いへの感謝が足りないと感じる』
お子さんに足りない感謝があるとしたら、お弁当作りの後片付けをしてくれたママに対してでしょうか。帰宅後にひと言感謝があったなら、このような投稿にならなかったかもしれません。ただ今回のケースは投稿者さんのほうが先に感謝を示さなければ、お子さんもその発想に至らない可能性があります。
『まずは作ったことを褒める。そして「後片付けまでできたら、もっとすごいなぁ」と言っておく。言い聞かせたりはしない』
できないことだけ注目されて、叱られる。この繰り返しだとしたら、お子さんがこれ以上何かをしようとは思えないかもしれません。きっと今は慣れないお弁当作りで、毎朝が精いっぱいです。
『言うとしたら、「危ないから、包丁だけはきれいに片付けて行って」「作業台だけでも拭いて行って」くらいかな。部活がなくて早く帰宅するなら、帰宅後に洗い物をしてもらう。朝はしない代わりに夕食後の洗い物をやってもらうとか。イライラしないための代替案も必要かなと思う』
お互いにうまく折り合いをつけられるところを探していくのがよさそうです。他にも「調理器具も洗える大きな食洗機を買う」「電子レンジで調理できるグッズを買う」「投稿者さんが夜のうちにできるところまでお弁当を作っておくと、朝の片付けが楽」など、さまざまなアイデアが届きました。
お互い「やってもらって当たり前」と考えるうちは、この問題は解決しないかもしれません。みなさんからの声も参考に、双方が納得できる落としどころを探していってはいかがでしょう。今回の投稿に多く集まったのは、「自分で作るお子さんを褒め称える声」でした。投稿者さんにとっての「当たり前」は、多くのママにとって当たり前ではありません。粗探しをする前に、まずはお子さんをたくさん褒めてあげてください。
文・鈴木麻子 編集・有村実歩 イラスト・Ponko
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