<離婚後に内緒で…>元旦那の悪口を言ったら娘が「私は生まれてこなければよかったのか」と…?

離婚は夫婦の問題である一方で、子どもにとっては「家族のかたち」が大きく変わる出来事ではないでしょうか。とくに、別れた親との関係をどう保つかは、残された側の親にとっても難しいテーマかもしれません。
『娘が離婚した元夫と定期的に会って、ご飯を食べたりお小遣いをもらったりしていたことが判明した。怒鳴って携帯を取り上げてしまった』
娘さんが中学生になり、父親と連絡をとらないことを約束させてスマホを持たせたそう。しかし娘さんは、投稿者さんに黙って父親とLINEをしていたようです。さらに、口論のなかで父親を悪く言ってしまった結果、娘さんからは深い言葉が返ってきました。
『パパの悪口を言うってことは、私は生まれてこない方がよかったの?』
このひと言に、投稿者さんもどう向き合えばよいのか悩んでいます。
子どもにとって「父親」は変わらない存在
コメントで目立ったのは、会うことを止めるべきではないという意見でした。
『娘にとっては実の父親でしょう? なぜ会ってはいけないの?』
『私が子どもなら、父に会ったことで激怒されたら、母を大嫌いになるな』
『離婚は夫婦の問題であって、子どもには関係ない』
投稿者さんの感情だけで会うことを禁止するのはどうかとママたち。親同士がどのような理由で別れたとしても、子どもにとって親は親です。その関係を一方的に断つことに疑問を感じるママは少なくありませんでした。
『面会は子どもの権利ではないの?』
法務省の「親子交流(面会交流)」のページには、以下のような記載があります。
『親子交流は、子どものためのものであり、親子交流の取り決めをする際には、子どもの気持ち、日常生活のスケジュール、生活リズムを尊重するなど、子どもの利益を最も優先して考慮しなければなりません』
もちろんDVなどの被害があれば話は別ですが、子どもが面会を望んでいるのであれば、子どもが会う権利を尊重する必要がありそうです。また、「もし母親に何かあった場合、頼れるのは父親だけになる」という考え方もありました。子どもにとっての選択肢を狭めないことは重要なのかもしれません。
「隠れて会う」状況が生む問題
今回のケースで特徴的なのは、娘が投稿者さんに隠れて父親と会っていた点です。
『言ったらダメと言われるから、嘘をついて会っていたのでは』
このような状況は、親子の信頼関係に影響を及ぼしかねません。会うこと自体よりも、「隠さなければならない関係」になっていることが問題だとする声もありました。
『会うなとは言わないで、きちんと話すようにした方がいい』
娘にとって大好きな父親。会うことを禁止するほど、娘は余計に恋しくなり、隠れて行動するようになる……そんな逆効果を指摘する意見も目立ちました。
親の感情と子どもの気持ち
投稿者さんが父親との接触を嫌がる背景には、過去の夫婦関係での不満があるようです。しかし、その感情を子どもにぶつけてしまうことには慎重であるべきだという声がありました。
『どんな理由でも、子どもに父親の悪口を言ってはいけない』
子どもにとっては、大切な父親です。その存在を否定されることは、自分自身を否定されたように感じるのかもしれません。実際に娘さんの言葉は、その気持ちを象徴しているのではないでしょうか。
ルールを決めて関係を見守る
では、どうすればよいのでしょうか。ママたちが提案していたのは、「ルールを設けたうえで認める」という方法でした。
『会う日程を共有する』
『お小遣いや買ってもらったものは報告する』
『送迎や連絡について、投稿者さんが把握する』
完全に禁止するのではなく、一定の管理のもとで関係を続けることで、投稿者さんも安心感を保てるのかもしれません。
『会う頻度が多いとか会ったときに過剰な甘やかしがあるとかなら、娘さんと口論するんじゃなく、元旦那と話し合うべきでは?』
『隠れて会うより、オープンにした方が健全』
また、お小遣いの額や頻度については、娘ではなく元旦那さんと話し合うべきという意見もありました。子どもをはさんで対立するのではなく、大人同士でルールを整えることが求められるのかもしれませんね。
大切なのは対話と尊重
ママたちが共通して挙げていたのは、娘さんの気持ちを尊重することでした。会いたいという気持ちを頭ごなしに否定するのではなく、理由を聞き、話し合うことが大切なのでしょう。同時に、投稿者さん自身の気持ちも無視していいわけではありません。だからこそ、感情的にぶつかるのではなく、「なぜイヤなのか」「どうすれば安心できるのか」を言葉にして伝えることが、関係修復の第一歩になるでしょう。
子どもにとって大切なのは、自分の気持ちを受け止めてもらえることかもしれません。ママとして守りたい思いと、娘の願い。その両方に向き合いながら、ムリのないかたちを見つけていくことが、これからの関係をよりよいものにしていく鍵になるはずです。
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文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・Ponko
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