<行き渋り>「学校へ行きたくない」なだめて登校させているけれど…何が正解かわからない | ママスタセレクト - Part 3

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<行き渋り>「学校へ行きたくない」なだめて登校させているけれど…何が正解かわからない

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「学校に行きたくない」。ある日わが子からそのように言われたら、みなさんはどうしますか? なんとしても学校へ“行かせる”? それとも“休ませる”? 何が正解かわからず、暗闇のなか明かりももたず手探りで前に進まなくてはならないママから相談が寄せられました。

『5年生になってから、ときどき学校へ行きたくないと言い出す日が出てきました。今は、毎朝暗い顔で学校がイヤだと行き渋るところを、なだめて学校へと送り出しています。でもムリに行かせず休ませた方がいいのだろうかとも考えます』

“行き渋り”状態のお子さんをもつ投稿者さん。必死に毎日なだめて学校へ行かせているようですが、ムリに学校へ行かせることが正解なのか悩んでいるのだそう。しかし、休ませてしまうと本格的に不登校になってしまうのではと、さらに大きな不安を抱えてしまい……。悩める投稿者さんに、どのようなアドバイスをすればいいのでしょう。

まだ学校には行ける。でも……

相談を寄せてくれたのは長期休みが明けてしばらく経ってからのこと。長期休みが終わったものの、行き渋りのわが子は起きてすらこなかったのだとか。朝食時には「行きたくない」の一点張りで登校を断固拒否。それでも投稿者さんは、あの手この手でわが子を説得し、学校へと送り出したのです。しかし……。

『一度休んでしまうと、そのままズルズル不登校になってしまうのではと不安で。だから説得してなんとか学校へ行かせる方向に仕向けていました』

今はなだめて説得すれば学校には通えている状態。ですが、連休を挟むと同じようなことが繰り返されるのではと不安なようです。本格的な不登校にならないためにも、なにかできることはないか、どのように対応すればいいのかをママたちに聞いてみたいのかもしれません。

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「登校させる」が正解だったパターン

『うちは、とりあえず行かせて、「ダメなら帰ってきていいよ」って言っておいた』

『好きな教科があれば行けたなら、毎朝ぐずってもなだめて行かせるな』

『うちも行き渋りの酷い時期があったけど、うちの子の場合は半強制的に行かせることが正解なパターンだったよ』

登校させるか休ませるか。どちらかが正解なわけではないと、ママたちは口々に話していました。「登校させる」と話すママたちも、頭ごなしに「学校へ行きなさい」というのではなく、「ダメなら帰ってきなさい」と退路をきちんと確保し、子どもたちに提示していたのです。投稿者さんのお子さんは、得意な教科がある日はそれを理由に登校できたと話していたので、あえて登校させる選択肢を選んでもいいのではと言った声も寄せられています。なかには、強引に学校へ登校させることで、行き渋りが解消したというケースも。何が正解なのか、本当にわからないものですね……。

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「休ませる」が正解だったパターン

『うちならムリさせず、エネルギーを貯めるために休みはOKするかも』

『うちは「休んでもいいよ〜」って今は言ってある』

投稿者さんのお子さんが行き渋りになったと思われる原因のなかに、クラスの崩壊があげられていました。その点も考慮し、6年生でクラス替えがおこなわれるのであれば、それまである程度休ませてもいいのではないかと判断したママたち。今はムリせず静かに穏やかな時間をすごし、また6年生から頑張るための充電期間として「休む」こともありなのかもしれません。他には、過去にわが子が頑張りすぎてひとりで抱え込んでしまい、自傷行為や拒食症を引き起こしてしまった経験があるというママの声も寄せられました。子どもが頑張りすぎてしまう、負けず嫌いな性格の場合、隠して頑張ろうとするのか、親が気づかないうちに心が疲れ切ってしまう可能性もあるようです。「休ませる」という選択肢ではなく「休んでもいいよ」と、子どもに選択権を与えてあげると考えてもいいかもしれませんね。

子どもによって変わる判断

『投稿者さんと同じように、悩みながら1年間毎朝なだめて学校へ行かせていました。その子どもは現在中学生。今は笑い話にできるくらいにはなった。でもいまだに私のやり方が正解だったかはわからない。子どもによって違うから難しいよね』

『学校は勉強するところ。病気以外で休むことはない。そう子どもにも言ってあるし、何度か休みたいって言われたことがあっても行かせていた。だけど、今日はダメかもしれないと子どもを見て思う日があって、そのときは休んで自由にすごさせたよ。ズルズル休み続けるかもしれないという不安もあったけど、1日休んだだけで終わり。うちの子はこんな感じだけど、結局、子どもによって何が正解かわからないし難しいね』

わが子の様子をしっかり観察し考えて出した判断、それはそのときに出せた“選択肢”のひとつにすぎないのかもしれません。行き渋りや不登校を乗り越え、昔話として笑いながら話せるようになったとしても、当時の判断が正解だったのか不正解だったのかを知る由はありません。当事者である子ども自身ですら答えられるかどうか難しそうですよね。

『子どもの本心はわからないよ。もしかしたら恨んでいるのかもしれないし。あのときの行動が正解だったかなんて今でもわからない。だから、行かせるべきとも休ませるべきとも言えない』

“べき”という言葉にとらわれると、正解と不正解を強引に見つけ出そうとしてしまいますよね。子どもの性格や年齢、行き渋りになった理由や置かれている環境。すべての要素を踏まえて、毎朝の限られた時間のなかで、正解を出すなんて到底ムリなことなのかもしれません。そもそも誰にとっての正解・不正解なのか……。“〇〇すべき”という言葉や、正解・不正解という言葉は一旦忘れて、お子さんと向き合ってみてはいかがでしょう。子どもの様子をしっかり観察する、可能であれば対話をおこなう。そのうえで、「今日の選択」をしてみてください。一度休んだら不登校になるかどうかなんて、誰にもわかりません。

選択の先に何が起こるか。逃げ方も教えよう

登校させるも休ませるも“答え”ではなくあくまでも“選択肢”。親子で対話を繰り返し、その都度選択するしかないのでしょう。しかし不明瞭な選択肢では選ぶ難易度が高くなりますよね。

『好きな教科がある日だけ登校するとなると、周りから何か言われる可能性があることを伝えておく。登校させるなら、しんどくなったら保健室へ行く、それでもムリそうならすぐ迎えに行く。そのような約束をし、毎日4時間目まで行かせていました。帰宅後も、みんなが6時間授業の日は、6時間目が終わる時間まで自宅で勉強をさせました。要は休ませてもきちんと学校のリズムを保てるかどうかが重要ではないでしょうか』

選択の先にある未来に何が起こるかも、きちんと話しておくとよさそうです。そして、もしなにかあったときのために“逃げ方”を決めておいてあげるといいのではないでしょうか。「ダメだと思ったら逃げよう」。そう伝えることで、親は自分の味方だと子どもに理解してもらえるかもしれません。逃げてもいい、そのかわりやるべきことはやる。このような決めごとを作っておくだけでも、親の心の負担が軽減されるのではないでしょうか。大変難しい問題ではありますが、諦めず焦らず、わが子にあった対応を探していけたらいいですね。また、学校やスクールカウンセラー、保健室の先生、市区町村の相談窓口を積極的に利用し、さらなる選択肢を増やすことも大事です。選択肢が増えれば未来も変わる。そう信じて未来への道を模索していってください!

文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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