<懇談会の大失敗>自己紹介、何を話せばよかった?人前で話すのが苦手な人の対策は

学校や保育園で行われる懇談会。クラスの保護者同士が顔を合わせる機会ですが、なかでもママたちが緊張するのが、ひとりずつ自己紹介やひと言を話す時間ではないでしょうか。短い時間とはいえ、たくさんの保護者の前で話すとなると、思わず頭が真っ白になってしまうママもいるかもしれません。今回紹介するのは、懇談会での発言を思い出して落ち込んでしまったというママの投稿です。
『懇談会でひとりずつ喋った。誰も覚えていないのはわかっているけれど、しょうもない話をしちゃったとか、別のこと言えばよかったとかひとりで反省会。何でみんなあんなにうまく話せるの?』
発言が終わったあとになって「ああ言えばよかった」と思い返してしまう気持ち。これにママたちが共感の声を寄せていました。
「わかる!」同じ気持ちのママは多い
まず寄せられたのは、「その気持ちはとてもわかる」という共感のコメントです。
『あの懇談会でひとりずつ言わされるの、本当にイヤだった。私も大勢の前で話すのが苦手でパニックになって、そのたびに落ち込んでいた』
『私は挙動不審になってしまうから、参加するとかなり落ち込む』
大勢の前で話すことが苦手だというママは、実は少なくないようです。あるママは、スポーツ少年団の役員を経験したときの出来事を振り返ります。
『お疲れ様会などで代表として話すことが多くて、ノイローゼになりかけたことがあった。そのとき別のママが「発表がイヤで、昨日旦那の前で泣いちゃった」と言ったの。そしたら周りのママも「声が震える」「泣きそうになる」と言いはじめて、私だけではないと安心した』
緊張しているのは自分だけではないと知るだけでも、少し気持ちが軽くなるのかもしれません。
恥ずかしい思いをした体験が記憶に残り、ますます苦手意識が
懇談会でうまく話せなかった経験をもつママは、恥ずかしい思い出として残ってしまっているようです。
『冷静と緊張が入り混じって自己紹介で変なことを言ってしまって、赤っ恥をかいた』
『終わったら誰が何を言ったか覚えていないのに、自分がやらかした記憶だけが残る』
なかには、あまりの苦手意識から懇談会への参加を控えるようになったというママもいました。授業参観だけ行って、終わったらさっと帰るようにしているそう。このように、懇談会の発言に大きなプレッシャーを感じる人も少なくないようです。
話し上手な人を見て落ち込むことも
一方で、スムーズに話すママを見て羨ましく感じるという声もありました。
『人前ですらすら話せる人もいるよね。PTA役員に向いていると思う』
『そうそう、それが言いたかった! みたいなことを上手に話せるお母さん。きっと仕事もできる人なんだろうなと思う』
同じ場面でも、落ち着いて話せる人もいれば、強い緊張を感じる人もいます。その違いに戸惑う人もいるようです。
事前に準備すると安心というアドバイス
そんななか、緊張を和らげる方法として挙げられていたのが事前準備です。人前で話すことが得意な人でも、実は準備をしている場合があるようです。
『あらかじめ「こういうふうに話そう」と考えて行くと失敗は少なくなる。要は話すことを準備して行くの』
『立場上、数十人の前で話すことが多いけれど、事前に大体の内容を考えて行く』
『人前で話すのは苦手だから緊張するけれど、ゆっくり話すことを意識したら、上手に話せるようになった』
人前で話す場面は、大人になっても緊張するものではないでしょうか。しかし少し準備をしておくだけで、気持ちに余裕が生まれることもあるようです。ムリに上手に話そうとするよりも、自分なりのペースで言葉を届けることが大切なのかもしれません。
長く話すよりシンプルが一番?
また、懇談会の発言は長く話す必要はないという意見もありました。
『自分の子どものエピソードを長々話すママのほうがイヤがられるよ』
『小学校1年生のとき、最初の人が長く話しすぎて時間内に終わらなかった』
そのため、簡単なあいさつだけで十分だという声も。
『〇〇の母です。1年間よろしくお願いします、くらいしかみんな言っていなかった』
『「〇〇の母です。〇〇は人見知りなのでご迷惑をおかけすると思いますが、1年間よろしくお願いします」で終わるよ。誰も聞いていないし、どうでもいい』
ムリにおもしろいことや印象的なことを言おうとしなくても、簡潔なあいさつで問題ないと感じているママが少なくないようです。少し準備をして臨む、そして短くシンプルに話す。それだけでも気持ちはラクになるのかもしれません。
緊張しても大丈夫という声
なかには、緊張して声が裏返ってしまったママがいたときのエピソードを語る人もいました。
『緊張して声が裏返ったママがいたのだけれど、それがまた場を和ませてみんなで笑った。ちょっとしたことで受け入れてもらえる人っているよね』
懇談会は緊張する場面ではありますが、実際には周囲の人も同じように緊張していることが少なくないのかもしれません。人前で話すことが苦手なママにとって、懇談会は気の重いイベントになりがちです。しかしママたちのコメントに共通していたのは、「みんな、それほど他人の発言を覚えていない」ことでした。
懇談会は、上手に話すことよりも、その場に参加していること自体に意味があるのではないでしょうか。多少言葉に詰まったとしても、それもまた自然な姿。終わってから自分を責めすぎず、「よく頑張った」と思えるくらいでちょうどいいのかもしれません。
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文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・Ponko
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