「サイテーな卒園式、やり直して!」「卒園前にママ友LINEから外されて」…園での卒業トラブル
幼稚園や保育園などでは、卒園式のシーズンですね。卒業は子どもだけでなくママにとっても、わが子の成長と向き合う機会になります。そこにはいろいろなトラブルがあるようです。
エピソード1:「やりなおして!」新人先生の伴奏ミスで卒園式が台無し?
ユリ(仮名)さんは、息子トモキ(仮名)くんの卒園式を心待ちにしていました。しかし本番、ピアノ伴奏を担当した先生のミスが続き、合唱は不安定なものになってしまいました。せっかくの卒園式を台無しにされ、ユリさんは怒りを抑えられません。「合唱だけでもやりなおしてほしい」と、同じ思いの保護者と一緒に園へ申し入れます。

ところが多くの保護者は再実施を望みませんでした。なかには「誰のための卒園式ですか?」という返信をしてきたママも。ユリさんは「自分たちが間違っていたのではないか?」という迷いと、「卒園式を台無しにされた」という悲しみや怒りの間でモヤモヤしていました。

ユリさんは夫に愚痴をこぼすと「失敗を責める姿を子どもに見せたいのか」と諭されます。将来、伴奏の失敗を笑う子に育ってほしくない……そう気づかされたのです。卒園とは、ママ自身が「思い通りにしたい気持ち」から卒業する機会でもあったのです。さてこれから保育園に行ったユリさんは、園長に何を伝えるのでしょうか。
<サイテー卒園式、やり直し!>感動から急降下!?ヘタな伴奏で子どもの歌が台無し!【第1話まんが】
エピソード2:「なんか悪いことした……?」グループLINEでぼっち。卒園間近の友情の終わり方
年長の娘アヤ(仮名)さんをもつAさんは、仲良しのママ友グループと充実した園生活を送っていました。しかし卒園間近、急にママたちの態度がよそよそしくなります。理由が知りたくて、ママ友に思い切ってたずねました。しかし、はぐらかされてしまったのです。
何より娘が友だちに遊んでもらえず、悲しそうにしている顔を見ると胸が痛くなりました。先生に様子を聞くと、たしかに教室で小さな小競り合いがあったと言います。でもどちらが悪いというわけではなさそうでした。

謝るべきか迷うなか、とにかく話し合いたいとAさんはグループLINEにメッセージを送ってみました。しかしママたちが次々とグループから退室していき、画面に残ったのは、Aさんひとりだけになってしまったのです。陰湿なやり方に傷つきながらも、Aさんはどうすればよいかと、しっかり向き合うことに決めました。
<ママ友トラブル>ママ友LINEグループから外された!卒園間近なのにどうすれば……【前編】まんが
エピソード3:「私の周りには透明の壁」卒園式でみじめな思いの先にあった出会い
娘のエマ(仮名)ちゃんが年長から入園したBさんは、園にママ友がひとりもいませんでした。卒園式当日も8人組のママ集団に囲まれ、疎外感を感じます。早く帰りたいとさえ思いながら式は終わりました。

しかしその後の園庭での写真撮影タイムこそが、「ぼっち卒園式」の山場だったのです。娘は友だちが多いようで、挨拶をしたり握手をしています。Bさんはその後を付いて回り、友だちのママにご挨拶するものの、会話は続かず……最もツラい時間でした。
しかし娘が仲良くしていたつむぎ(仮名)ちゃんのママが声をかけてくれ、一緒に先生との写真を撮ることになりました。つむぎちゃんママもBさんと同じく、園のママたちと仲良くするチャンスを逃してしまっていたママでした。連絡先を交換し、小学校でもつながる約束をします。孤独な卒園式は、思い込みからの卒業と新しい縁のはじまりに変わりました。
まんが【前編】ぼっちでみじめ…「ママ友がいない…」卒園式にひとり参加した私に、驚きの展開が…!
卒園式は、ママの成長の証でもある
卒園式は、子どもの成長を祝う場であると同時に、ママも一歩前に進む瞬間です。子どもにとって園とのお別れであるとともに、ママにとっても門出の時です。卒園は別れではなく、変化を受け入れるスタートの場なのかもしれません。
文・岡さきの 編集・あいぼん
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