<お年玉クレクレ義妹>今年こそハッキリ言う!ことなかれ主義の夫もさすがに腰を上げ…【後編まんが】
私はトウコ(28)。夫トオル(28)と一緒に娘のミナ(6)を育てています。義妹には悪いクセがあります。義妹は冗談めかして毎回お金をねだってくるのです。「お小遣いちょうだ~い!」「もうすぐお正月~! お年玉用意しといてね~?」このように明るくたかられます。義妹にとってはただの軽口かもしれません。でも、私にとっては軽くない重めのストレスになっています……。この状況を打破するため義妹にはしっかりと私の思いを伝えようと思います。
義妹の「お小遣いちょうだい」問題からはや数年。恒例の「家族で集まる年始の帰省」がやってきました。義両親へのあいさつもそこそこに、義妹はすぐ近寄ってきました。
出ました、例のたかりセリフ。
「今回も冗談として笑って流すべき? それとも義妹のやり方にならって、スルー決め込む?」と心の中で迷いつつ、私は横にいる娘をチラッと見ました。義妹を見て笑っています。
もう今年小学生になる娘は、冗談と本気の区別もつき始める年頃です。冗談とは言え、これを見せ続けるの、どうなんだろう。「お金=笑ってせびるもの」と勘違いしてほしくありません。
私はあえて娘の前でハッキリと言いました。その場が一瞬静まり返り「伝わったかも?」と思ったのですが……。
義妹からは斜め上の返事が……。やっぱり「そういうジャンル」の人なんだなと悟りました。そこで、重い腰を上げたのが夫でした。
私は耳を疑いました。あのことなかれ主義の夫が……しっかり義妹に釘を刺したのです! 数年来のモヤモヤが、少しだけ晴れた瞬間でした。
「別世帯」という言葉を知らないのか、それとも知っていて意図的に無視しているのか。義妹の言動からは、どちらともつかない鈍感さと図々しさが漂ってきます。
そんな姿を見るたびに、私たち夫婦だけじゃなく、子どもにも悪い影響がないか心配になります。家族だからといって、なんでも許せるわけではありません。距離感を大切にすることこそ、いい関係を築く第一歩だと思います。この先、どう向き合うべきか……次の帰省では、義妹の「お小遣いちょうだい」が減っていますように。
義妹が変わっていなければまた夫と迎え撃ちたいと思います。一つひとつ積み重ねることで、きっと変わっていくはずです。
原案・ママスタ 脚本・うえすとせんたー 作画・Ponko 編集・海田あと
人気連載をイッキ読み!