義姉「布団は?夕飯は?気が利かないわね!」家政婦扱い!義実家への帰省がシンドイ【まんが】
義実家への帰省では、義姉との距離感に悩まされる場面もあるのではないでしょうか。血は繋がっていないものの「身内だから」とされる複雑な関係のなかで、価値観のズレが浮かび上がることも少なくありません。
エピソード1:<義姉との壮絶バトル>布団は?夕飯は?嫁を家政婦扱い!
ミワ(仮名)さん一家の近くには義実家があり、現在義父がひとりで住んでいます。年末年始には義姉のケイコ(仮名)さんが帰省するため、頼まれたわけではありませんが、ミワさんは客布団の用意や掃除などを自発的に続けてきました。

義父が感謝してくれることが、ミワさんにとっては励みでしたが、ある年の帰省で状況が一変。ケイコさんから「シーツも掛けていないなんて気が利かない」と責められたのです。善意で行っていた家事をケイコさんから当然のようにみなされて、ミワさんの心は折れてしまいました。

夫の後押しもあり「次からは自分で準備してほしい」とケイコさんに、はっきり伝えます。翌年もケイコさんの不満はミワさんに向けられましたが、義父に自分の思いを丁寧に伝え、ミワさんは家事労働を当然としない姿勢を貫きました。ケイコさん自身でできる準備は、自分で行うべきだとミワさんは考えていたのです。それでも理不尽なことを言い続けるケイコさん。ミワさんと夫、義父の3人は、翌日にケイコさんと話し合うことを決めました。
<理不尽な義姉の帰省>布団は?夕飯は?私を「気が利かない嫁」認定した義姉とバトル【第1話まんが】
エピソード2:<体調不良の代償?>子どもを押し付けないでほしい…義姉の本音
ハルコ(仮名)さん一家3人は、年に2回ほど遠方の義実家へ、家族で帰省しています。でも今回、ハルコさんだけ体調を崩してしまいお留守番することになりました。

夫と子どもたちだけが義実家を訪ねた後、義姉から「ハルコさんがいなくて大変だった」とのハルコさんを責めるメッセージが。夫に確認すると、とくに困ったことはなかった様子です。義姉の言葉から「私をただの労働力として見ているのでは」と、ハルコさんは強い違和感を感じてしまいます。

勇気を出して義姉に電話をすることにしました。すると意外な答えが待っていたのです。義姉が困った原因は、実は夫だったのです。
<義姉のイヤミ>夫と子どもだけで帰省。体調不良の私が面倒ごとを「押し付けた」!?【第1話まんが】
エピソード3:<いも天ばかり…>ウソでしょ!義姉の料理センスがなさすぎる!
ヒカル(仮名)さんの義実家は、車で1時間ほどの場所にあります。数年前に義母が他界してから、義兄一家が義父と同居しています。義実家に遊びに行くと、夕食は必ず義父が高級焼肉などに連れて行ってくれるので、ヒカルさん一家は月に1~2回は遊びに行っていました。

でも同居する義姉が用意する昼食は、毎回似たような簡素なものでした。茹でた麺類と、ジャガイモ、サツマイモ、カボチャの天ぷら。あまりにもセンスがないと、ヒカルさんは不満を抱きます。

ヒカルさんは実姉に愚痴をこぼしますが、「料理の内容より、作ってもらったこと自体に感謝すべき」と諭されます。その言葉を受けて、ヒカルさんは「してもらって当たり前」という気持ちを持っていたことに気づき、考えを改めることにしたのです。
<義姉の天ぷら攻撃>義実家サイコー!だけど同居する義姉の料理センスがゼロすぎて…【第1話まんが】
義姉とのほどよい距離感
「当たり前」の認識は人によって異なります。家族ごとに、それぞれの「当たり前」が存在します。誰かが善意でしていたことがいつの間にか義務になり、家族の期待が不満へと変わると、関係は一気にぎくしゃくすることがあるかもしれません。でも帰省は、誰かひとりだけが頑張るものではなく、そのためには、夫との話し合いも欠かせません。みんなが役割や気遣いを当然視せず、感謝と対話を重ねることが、長く良好な関係を築く鍵になるのかもしれませんね。
文・岡さきの 編集・編集部
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