蛯原英里:第3回 初めてのベビーマッサージは脚から始めよう!
初めてのベビーマッサージは、脚から始めて徐々に慣らしていきましょう。脚の付け根から始めて、指の先までしっかり観察しながら行いましょう。
脚の付け根
脚の付け根と膝の後ろにはリンパ節があり、そこを刺激することでリンパの流れをよくする効果があります。
オイルを手につけて、片方の手で赤ちゃんのかかとを優しく支えます。もう片方の手で赤ちゃんの脚の付け根の内側に手を置いて、脚の付け根を外側にくるりとねじるようにマッサージします。
ママの手をかかとに向かって「しゅるしゅるしゅる~」と滑らせます。リンパ液の流れを促すようなイメージで、反対側の脚も同様に行います。
太もも
赤ちゃんの太ももにある深いしわには、汚れや垢がたまりがち。よく観察し、きれいにぬぐってあげましょう。
かかとをやさしく支えながら、もう片方の手で太ももに手を添え、外側に向かってやさしくねじります。
手を膝に向かってすべらせます。反対側の脚も同様に行います。手を入れ替えるときに、赤ちゃんの足を落とさないように気をつけましょう。
ふくらはぎ
ふくらはぎをマッサージすることで血行がよくなり、からだ中がポカポカと温かくなります。足の裏を押すことで末梢まで血流が行き渡り、健康なからだ作りに役立ちます。
赤ちゃんの足の裏のへこんでいるところに、手を当てて90度ぐらいの角度で押しながら、もう片方の手でふくらはぎを「くるくるくる~」とします。
足裏には、「湧泉」の反射区があります。この辺りを押すようなイメージで。
足の指
足の指に刺激を与えることで、末梢から頭までの神経伝達がスムーズになり運動神経が育ちます。
ママの親指、人差し指、中指の3本で、赤ちゃんの親指をやさしく包みます。付け根から指先に向かって「ぽんっ」と軽く引っぱります。同様に、赤ちゃんの5本の指も引っぱります。
取材、文・上原かほり 撮影・chiai
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