<職場の独自ルール>いつのまにか誰かが作った決まり。すごく迷惑ですけど、必要ですか? | ママスタセレクト - Part 2

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<職場の独自ルール>いつのまにか誰かが作った決まり。すごく迷惑ですけど、必要ですか?

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世の中さまざまなコミュニティがあり、それぞれに「独自ルール」が存在することもあるでしょう。しかしその「独自ルール」のせいで苦しんでいる人も意外にいるようで……。今回は職場にはびこる「困った独自ルール」についてのお悩みです。

『職場が定めた、いつのまにか発生した変なルールとか、それを取り締まろうとする人たちに困ったことはありますか?』

人が集まればよくも悪くも暗黙の了解的な「独自ルール」は発生するもの。職場ともなれば、仕事の効率化などを考えてどんどん独自ルールが派生していくこともありますよね。しかし、それが働く人を苦しめてしまうとなると問題ですよね。

今回は投稿者さんの友人の職場での話で、困った独自ルール&職場の古株パートさんたちの取り締まりに頭を抱えているのだとか。そのような困った独自ルールとは「15分休憩のおやつ会」というもの。詳細は書かれていませんでしたが、名前から察するに、休憩時間におやつを持ち寄ったり用意したりする集まりといったところでしょうか。しかも古株のパートさんたちが仕切っているとなると、強制的にやらされる&参加させられるのかもしれませんね。投稿者さんの友人は、この困った独自ルールのせいで実質「休憩なし」状態になっているのだそう。せっかくの休憩時間なのに……ヒドい話ですね。

職場の「困った独自ルール」体験談

投稿者さんのお悩みに反応し、続々と寄せられた職場の困った独自ルールの数々。見ていると、過去に自分が働いていた職場でも似たようなことがあったなぁなんて思うかもしれませんね。どのような困った独自ルールがあるのか見てみましょう。

出勤時間に関するもの

『就業が8時半からなのになぜか徐々に早まっていって、早い人だと7時半には職場にいる。8時に出勤すると遅れてきたみたいな顔をされる』

『清掃のバイトのとき、社長から15分前集合と聞かされ、その通りに行ったら先輩女性にいきなり怒鳴られた。その人が言うには、女性スタッフだけは1時間前集合で掃除道具の準備をしろって。確認したらその先輩が勝手に決めたルールでした』

出勤時間に関する困った独自ルールは、ママたちの声のなかでも目立っていました。実際、似たような経験に覚えがあるママもいるのではないでしょうか。本来であれば始業時刻に間に合うような時間にくればいいはずなのに、なぜか暗黙の了解で早めにこないと「おかしい」といった雰囲気になること、ありますよね。

終業時間でも起こる……早く帰らせて!

『退勤時間になったら真っ先に帰りたいのに、誰かが全員分のお茶を淹れるからお茶会がはじまる。そのお茶を淹れる係もローテーションになっている』

仕事が終わったら一刻も早く帰りたい人もいるでしょう。たとえ時間があったとしても、気心の知れた仲間との語らいやお茶会ならさておき、職場の人全員でお茶会とはなかなかヘビイですね。よく宣伝文句で聞くような「アットホームな職場」でも目指しているのでしょうか。たとえ本当にアットホームな職場で全員が仲良しだとしても、いつもとなると付き合いきれなさそう。子どものお迎えがあるなどの時間の制約があるママには向かない職場ですね。

その他のルール、意味がわかりません!

『事務の仕事をしていたころ、カーディガンとセーターの色を合わせたがるお局様がいた』

『冷房は28度設定にしかしてはいけないルール』

『下っ端から挨拶をする。ベテランの人たちが喫煙所で話をしているときは、「おはようございます」の挨拶はこちらからのみで、相手からは無視される』

この手の意味がわからない独自ルールもたまに耳にしますよね。百歩譲って冷房の温度設定は経費節約のためと考えられますが、カーディガンとセーターの色を合わせなければならない理由がどこにあるのでしょう。仕事にまったく関係ないですよね。制服で決まっているのであれば、あえて独自ルールにする必要はありませんから、「暗黙の了解」を作り上げようとしていたのでしょうか。いくつか寄せられていたのは「挨拶」に関するもの。挨拶なんて一般的なルールでお互い気持ちよく仕事をするための潤滑油にすればいいものを……。独自ルールを作って後輩を支配したいのでしょうか。まったく理解できませんね。

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職場の困った独自ルールにどう対処した?

思わず「あるある」と頷いてしまいそうなものから、意味がさっぱりわからないものまで、さまざまな職場の困った独自ルールが寄せられました。そのような困った独自ルールにママたちはどのように対処しているのでしょう。

『耐えられなくてすぐに辞めちゃった』

『対処する気も起きなくて辞めた』

すでに確立している職場の困った独自ルールに抗うことは難しいよう。わかりやすいところは、その職場を去るか、諦めて従うといった対処法でした。人材不足と言われる世の中でも、自分のライフスタイルや希望に沿った仕事を見つけることはなかなか厳しいですから、多少の困った独自ルールぐらいなら耐えてしまうのかもしれませんね。ガマンの限界がきたら辞めるという選択もありますし。

『困った独自ルールを作っていたお局さんは、私が入社して1年半後に上層部の耳に入ったらしく、呼び出されてキツイ説教をされたらしい。その後、変な独自ルールはなくなったからホッとしたよ』

困った独自ルールのせいで、職場全体が迷惑をこうむっているという状況も多いようで、そうなると、どこかしらから職場の上司・上層部の耳に届くこともあるようですね。思い切って自ら動くママもいました。リスクはあるかもしれませんが、本当に不条理で業務に支障をきたすようであれば、なんとかして改善してもらいたいものです。

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困った独自ルールはどこにでもある

職場の困った独自ルールに悩まされる友人をなんとかしてあげたいと、相談を持ちかけてくれた投稿者さん。自分のことではないので迂闊に「辞めたら?」とも言えずモヤモヤしているのだそう。どのような言葉を掛けてあげたらいいか、本当に難しいですよね。しかしママたちの声によると、困った独自ルールはどこにでもあり、辞めることで対抗したケースもあるようです。それならばいっそ逃げ道を作る意味で、「ツラかったら辞める選択肢もあるよ」とアドバイスをしてもいいのかもしれませんね。次の仕事を見つけることは大変かもしれませんが、自分のキャパシティを超える困った独自ルールに付き合っていると精神衛生上よくないですし。ご友人には新たな職場を求め、再出発をしてほしいものです。

文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・猫田カヨ

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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