<残すは悪、完食は正義?>残すのは許せない!でも上から目線もダメ【第5話まんが:チヒロの気持ち】
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私はチヒロ。娘のシズカ(5歳)を育てています。先日、習い事で一緒のカスミさん・マオちゃん(5歳)親子とファミレスに行きました。しかしカスミさんは私が最も軽蔑する、ご飯を残して平然としているタイプの人でした。だから私はマオちゃんの目の前で「残すのは悪い子」と口にしたのです。もしカスミさんが反省するなら、付き合いを続けてあげてもいいかも……。そう思っていたのですが、結局は私の方がカスミさんに拒否されてしまいました。


私がイライラしていたのでシズカもあまりしゃべらず、お互いに黙々と食事を終えてファミレスを出ました。すると近くの喫茶店の前を通りかかったとき、窓際の席にいるカスミさん親子を見かけたのです。笑顔でとても楽しそうでした。


私はマオちゃんを目の前にして「悪い子」なんて言ってしまった。残さないことが正義で、平気で残す行為は悪だから。けれどそれが相手を傷つけるセリフだったなんて気づいていなかった……。誘っても応じてもらえないのも当然です。

食べ物を残すのは許せないという感覚は決して消えないし、カスミさんの方針を全肯定はできません。でも私は正しさを振りかざし、相手に対して上から目線になっていた……。自分のこだわりを相手に押し付けようとしていた。その点については大いに反省すべきです。
こだわるあまりイライラして、シズカも食事がちっとも楽しくなかったはず。私のせいでマオちゃんとの食事も行けなくなり、悲しい思いをさせてしまいました。
自分の子を「悪い子」だなんて他人に言われたら、嫌味のひとつ返したくなるのは当たり前。どんな場面でも相手の気持ちを考えるようにしたいと思います。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
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