<瀕死の義父とライブ、優先は?>推し活で浮き彫りになった夫婦関係「あ…ムリかも」【第5話まんが】
私(ヨシノ)は、夫のタテルと高校生の息子ナオヤとの3人暮らし。このたび推しの特別公演のチケットが当選! しかし遠方の義父が入院すると、夫からは「ライブはキャンセルしろ」と言われてしまいました。ライブに行ってもお見舞いに支障があるわけではないのに……。私にとっての人生の楽しみや喜びを、夫はまるで価値のないことだと決めつけてきます。今回のことで、私は夫のなかにある「妻は夫に従うのが当たり前」という価値観に気づいたのでした。



実家は車で30分ほどの場所です。一人暮らしをしている母は、最近体調を崩しがち。私はたまに食事を届けたり、有休を取って病院へ付き添ったりしていました。私は今回の一件をめぐって、夫に失望してしまったことを話しました。

私は母に、夫との未来が見えなくなってしまったことを打ち明けます。今思えば、夫婦の話し合いなんて本当は一度も成立していなかったのです。夫は決して譲らないし、結局は私が折れて合わせることでこれまでやってきました。


母に本音を打ち明けたことで、少し気が楽になった自分がいました。離婚の選択肢もあると認識したことは、心のなかでお守りになったような気がします。その翌週、まるで何事もなかったかのように、新幹線で家族そろって義父のお見舞いへ行きました。入院中の義父は思ったより元気そうで、ときおり笑顔も見られました。
息子はもう高校生だし、数年経てば巣立っていくでしょう。私も仕事をしているので、ひとりになっても経済的に困ることはないはずです。人生に楽しみや喜びを与えてくれる推し活と、私の意志なんてまるで無視の夫。私の人生に本当に必要なのはどっちだろうな……なんて考えてしまうのでした。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・金のヒヨコ 編集・井伊テレ子
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