<実家が空き家になりました>庭の雑草、崩れかけた瓦屋根「相続しなきゃよかった…」【第2話まんが】
私はクミ。ある日突然、市役所からの手紙で実家が特定空家になる可能性を知りました。放置すれば固定資産税が6倍になるという事実に、私は愕然としてしまいました。築80年以上の実家。両親が亡くなってからはなかなか足が向かなくなりましたが、それでも思い出すたびに掃除に通っていたはずなのに……。動揺する私に、夫は冷静に不動産屋への相談を提案。私も、倒壊や衛生面のリスクを考え、何とかしなければと思いました。不安ながらも、まずは実家の様子を見に行くことにしました。
私が子どものころ走り回っていた庭には、今では雑草が生い茂り、近所にはみ出すほど木々が伸びていました。私が立っているところからは残念ながらよく見えませんが、ひょっとしたら屋根の瓦もあちこちで崩れかけているかもしれません。
家の中も埃っぽく、薄暗い室内。家具は埃をかぶり、壁にはシミが広がっていました。私は子どもの頃の思い出が詰まった部屋を、悲しみとともに見渡しました。実家の庭に出て空を見上げてみました。どんよりとした曇り空が、私の気持ちをさらに暗くします。
「どうしてもっと早く気づけなかったんだろう」
久しぶりに実家を訪れると、想像以上に荒れ果てていました。庭の雑草、飛び出した木々、崩れかけた瓦。
まるで現実を突きつけられたようで、自分の責任の重さに押しつぶされそうになりました。
埃っぽい室内、シミだらけの壁。思い出の詰まった家がこんなになるまで放置してしまったことを後悔して、思わず「相続していなければ」とさえ思いました。
途方に暮れながらも、私は専門家に相談することを決めました。不動産屋さんやリフォーム会社……何か良い解決策が見つかればいいのですが。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・うーにゃ 編集・石井弥沙
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