<助ける?助けない?>「助けたい!」けど…経験からくる最適解は!?【第5話まんが:旦那の気持ち】
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俺(シンジ)は、妻のヒトミと息子のナオキとの3人暮らしをしている。共働きなので、子育てや家のことは夫婦で分担。平日ゆっくり一緒にいられない分、休みの日は子どもと一緒に出かけることが多い。先日は大型の動物園に行ってきた。そのとき、一人ぼっちでケガをして泣いている子どもを見つけたんだ。即座に救助に向かおうとするヒトミを、俺は止めた。そして係員さんに救助をお願いしたんだ。その行動に至ったのは、今までの経験があったからだ。

わが子を抱いて思った。いままで自分もたくさんの人に助けてもらって大人になった。だから、これからは俺が「助けられる人」になろう。とくに子育て中の人には親切に対応しよう! そう心に決めたのだが……現実はそうカンタンな話ではなかったのだ。




ヒトミは先日の動物園での俺のふるまいにモヤモヤしていたらしい。だから、どうして俺がああいう行動に出たのか事の経緯を説明した。今までは「自分の手」で助けることが正義だと思ってたけれど、それに伴って自分に降りかかるリスクも考えるようになったんだ、と。



その後、ヒトミとその話をすることはなかった。
ヒトミもいろいろ考えて、気持ちの落としどころを見つけたんだと思う。
なんでもかんでも時代のせいにするつもりはないけれど、時代の流れによって変わっていくもの、変わらないものがあるのは仕方ないのかもしれない。
今回の「助け方」に関しては「変わっていくもの」なのかもしれないけれど、「助けたい」と思う気持ちは変わらない……。それだけで今は十分なのかもしれないな……そんなふうに思ったんだ。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・善哉あん 編集・石井弥沙
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