<月1万円で復讐する?>大切な人にすべて話す「軽蔑したでしょ?」【第4話まんが:アズミの気持ち】
私はアズミです。物心つく前に父は蒸発。母は家に男を連れ込み、私の居場所はずっとありませんでした。いつも邪魔者のように扱われ、何度頼っても無視される日々でした。高校時代からバイト漬けの日々を送り、家を出て二度と戻らないと決めて、やっと手に入れた平穏な日常だったのに。生活保護を申請した母への扶助? ふざけないでほしいです。長年の恨みがこみ上げてきて、復讐を誓いました。私が味わった苦しみを、母にも味わってほしいと思ったのです。

そんな日々を続けていた私にも、幸せが訪れました。仕事上で知り合ったユイトと、結婚を見据えたお付き合いをする仲になったのです。これからユイトとの将来を考えていくのであれば過去のこと……自分の育った環境や母親のことは話しておかないといけないと思いました。
私は恨んでいる母親になぜいまさらお金を振り込んでいるのかとユイトに説明しました。ユイトに軽蔑されてしまうかもしれません。でも、このことを話さずに結婚に進むのは、ユイトに対して不義理のような気がしたのです。
ユイトは私を突き放すかと思いきや、そっと抱きしめてくれました。
孤独な過去を抱えながらも、ユイトとの出会いで幸せを感じ始めていた私。
「優しい」と言ってくれた彼の言葉に、隠し続けてきた母への仕打ちが胸を刺しました。もしユイトとの将来を考えるなら、正直に話すべきでしょう。
毒親だった母のこと、生活保護を利用して復讐しようとしていること……私はすべてを打ち明けました。軽蔑される覚悟だったのに、ユイトは私の汚い部分も受け入れてくれました。
ユイトの優しさに、張り詰めていた緊張が解けていくのを感じました。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・んぎまむ 編集・石井弥沙
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