<毒親だったくせに>今はすっかり「いいおばあちゃん」。外面だけはいい実母にイラッ

子どものころに親からされたことは、大人になっても忘れることはできないものでしょう。もし子育てをしないような毒親と過ごしていたら、子どものころにした大変な思いは心の傷として残ってしまうもの。そんな毒親だったとしても、時間の経過により変化することもあるようですね。ママスタコミュニティのあるママから、こんな投稿がありました。
『母親は子どものころは毒親だったのに、今は「いいおばあちゃん」になっている。「いいおばあちゃん」を演じているのか、改心したのかはわからないけれど。子どものころは、私の学校の教材も買わずにパチンコには行っていた。きょうだいのなかで、真ん中の私にだけ冷たくて。高校も「生活費がなくて学費を払えないから」と言われ、バイトをしながら自分で学費を払って通った。それなのに子どもからは「いいおばあちゃん」、お嫁さんからは「いいお義母さん」、旦那に説明しても「でも、こうやって今はいいお義母さんなんだからいいじゃん」と言われる』
投稿者さんの母親は、一般的に「毒親」と呼ばれるような人だったそう。暴力はなかったようですが、子どもが学校で必要なものを買わずに、自分の娯楽のためにお金を使っていたとのこと。きょうだいのなかで自分にだけ冷たくあたって、高校の学費も払ってもらえなかった……。投稿者さんのなかでは、今でも母親として認めるのが難しいのではないでしょうか。それなのに今は他の人の前では「いいおばあちゃん」になっているので、余計に納得ができない状況でしょう。投稿者さんの母親のような人は「外面がいい」といわれることもありますが、他のママたちもそのように受け止めているようです。
毒親の共通点!?「外面だけはいい」
『毒親は、とかく外面がいい。孫となると育てる責任はないし、365日一緒というわけでもないので、「いい顔モード」の時間切れもない』
『毒母は亡くなって、毒父しか残ってないけれど。相変わらず外面だけはいいし、義家族や孫にはいいお爺ちゃんぶっている』
毒親は自分の子どもの前ではひどい人になりますが、他の人の前では全く違う人になってしまうようです。他のママたちのコメントにもあるように「毒親は外面がいい」といわれることも多いようで、他の人に対しては優しくて気遣いができる人になるために、「裏の顔」が見えにくいのでしょう。投稿者さんの母親も「外面がいい人」なのかもしれません。
老後の世話係を確保したいのかも
『老後の世話してもらいたいからでは? メリットが出てきたら態度を変えるよ』
投稿者さんの母親が孫や投稿者さんの旦那さんの前でいい人になっているのは、将来のことを考えているからかもしれません。年をとったときに、優しく接してもらったり面倒を見てもらったりすることが目的なのかもしれませんね。投稿者さんにお世話をお願いしても断られると思うからこそ、旦那さんや孫など周囲を味方にしているとも考えられます。
思い切ってみんなの前で毒親の過去を話すのもアリ
『「今さらいい人ぶるのはやめてよ〜」と、過去のことを明かしてやればいいじゃん。毒親が恥をかこうが関係ないわ。子どものころに辛い目にあわされた仕返しをしてもいいと思う』
きょうだいや旦那さんが集まったときに母親がいい人ぶるのであれば、過去にあったことを全部話してしまうのも手でしょう。もしかしたら母親の外面の良さに最初は信じてもらえないかもしれませんが、投稿者さんが真剣に訴えれば伝わるのではないでしょうか。母親は必死に否定するでしょうが、同じ母親の元で育ったきょうだいならば、過去を思い出すと辻褄が合うようなこともたくさん出てくるでしょう。
無理に付き合ったり、気にしたりしなくてもいい
『今は「いいおばあちゃん」でも、過去に自分がされたことは消せないよね。投稿者さんにとっては「いいお母さん」じゃなかった。それは消えない事実。そうやってモヤモヤするならば、無理して関わりを持たなくてもいいんじゃないかな』
『うちの実母と同じ。でも私も投稿者さんの旦那と一緒で「今は「いいおばあちゃん」なんだから、いいじゃん」と思っている。それは別に私の心が広いからではなく、もうとっくに諦めているから。とりあえず、わが子の幸せや健やかな成長にとって有益な「いいおばあちゃん」になってくれるなら、それでいいわ』
母親が周りの人にとって「いいおばあちゃん」になっていることは、過去に辛い思いをした投稿者さんからすれば、「本当は、そんな人じゃないのに!」という気持ちになってしまうものでしょう。他の人が勘違いをしていると思うと納得できない部分も大きいでしょうが、そのようなモヤモヤした気持ちがあるならば、投稿者さん自身はできるだけ関わらないようにするのもよいのかもしれません。
今のところ旦那さんや子どもたちにとっては「いいおばあちゃん」という存在ですから、それを否定せずにいることで、投稿者さんにもメリットが出てきそうです。例えば子どもの面倒を見てくれたり子どものために何かしてくれたりするならば、子どもにとって悪いことではありませんね。これは「割り切る」という考えになるのかもしれません。「母親はそういう生き方しかできない人」と諦めることで、投稿者さんの気持ちも少し穏やかになるのではないでしょうか。
人気連載をイッキ読み!
関連記事
※<毒親日記>兄ばかりを贔屓して私はないがしろにされる。「でも……母に愛されたい」【第1話まんが】- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 子供の頃は毒親だったのに、今は「良いおばあちゃん」