ハッピー・ハロウィン!わくわく気分を盛り上げる絵本6選
夏が終わったとたん、街はハロウィンムード一色。10月31日当日までまだまだかなりある気がしますが、秋の一大イベントとしてすっかり日本にも定着しましたよね。
子どもたちにとってハロウィンとは「仮装してお菓子をもらう日」かもしれません。でも本当はいったいどんなもの? 知っていれば、さらにお楽しみが増えるはず。知っているようで意外と知らないハロウィンについて、子どもと一緒に絵本を読んで学んでみませんか? 今年の新作も含め、テーマ別にご紹介します。
ハロウィンって、いったい何? 定番人気はこれ
ハロウィーンてなぁに?
作:クリステル・デモワノー
日本で初めてのハロウィン絵本として2006年に発売され、現在も人気の絵本です。ちびっこ魔女と一緒にハロウィンについて勉強できる内容で、おいしそうなかぼちゃ料理のレシピから、怖ーいおばけに仮装する方法まで、これ一冊でまるわかり! ハロウィン企画の参考にもなりそうですよ。
ハロウィンドキドキおばけの日!
文:ますだ ゆうこ/絵:たちもとみちこ
お正月や七五三など、子どもたちになじみのあるイベントをテーマにしたシリーズ絵本の一冊です。怖がりの男の子と、おばけの子が友だちになって……というストーリーもかわいらしく、小さな子でも安心して読めます。「ハロウィンの迷信とおまじない」に興味津々になる子も多いとか。
わくわくのしかけつき! 子どもが夢中になるのはこれ
もっとたのしい ハロウィンがいっぱい!
文:リチャード・プラット/絵:リチャード・ワトソン
ハロウィンがどんなお祭りで、世界ではどんなふうにお祝いしているのか? ハロウィンの「いろいろ」がわかる絵本です。「めくってものしり絵本」シリーズの新刊で、先日(2016年8月30日)発売されたばかり。本の中には50(!)ものめくるしかけがあるので、お出かけ時に持っていくと、ちょっとした待ち時間に子どもと楽しく絵本タイムを過ごすことができるはず!
ハッピー ハロウィン!
作:新井洋行
「とんとんとん」とノックされてドアを開けると……さて誰がいるのかな? シルエットから登場するモンスターを当てるクイズは、ハロウィンシーズン以外でもくり返しせがまれそう。最後はなんと、読んでいる子自身がおばけになれちゃうしかけつき。赤ちゃんから楽しめる、シンプルな内容です。
インテリアにも!ビジュアルにこだわるならこれ
おおきなかぼちゃ
文:エリカ・シルバーマン/絵・S.D シンドラー
いかにもハロウィンらしいおどろおどろしい絵柄と、ユーモラスな文章の組み合わせにニヤリとしてしまう一冊。作者はあのロシア民話『おおきなかぶ』の大ファン……ということは、もしやこのお話も!? ストーリーが予想できても楽しめますよ。
まじょまつりにいこう
作:せなけいこ
子どもにもママにも大人気『ねないこ だれだ』でおなじみの絵本作家、せなけいこさん。たくさん出ているおばけシリーズからの一作です。猫しか参加できないまじょまつりに、どうしても行きたいうさぎが変装して……。ハロウィンのお話ではありませんが、秋の読み聞かせにぴったりです。
ハロウィン当日までのワクワクがふくらみそうな6冊。「トリックorトリート!」でお菓子をプレゼントするのもいいですが、絵本のプレゼントも素敵ですね!