<義姉、介護を丸投げ!?>父の介護。義妹がパート増やせばよくない?【第4話まんが:義姉の気持ち】
休日に家でくつろいでいたら、弟のコウヘイから連絡がありました。いつもは連絡なんてよこさない弟なのでどうしたのかと思ったら「父さんが大変なことになって話がしたいから、とにかく来て」と。なんだか気が動転してるなと思いながら実家に行くと、父が倒れたことを知らされました。そして介護が必要になるかもしれないことも……。介護なんて冗談じゃありません。遠いしお金もないし、絶対にやりたくないです。なんとかして弟夫婦にやってもらいたいのですが……。

うちは子どもが2人いますが、弟夫婦は1人。余裕があるだろうし、できれば弟夫婦にやってもらいたいです。金銭面だって、義妹がパートを増やせばなんとかなるはずです。
2度目の話し合いの場がもたれ、さすがに私も多少の覚悟がつきました。でも施設などの金額について聞いたとき、「払いたくない……」と思ってしまったのです。そして私が軽い気持ちで発した「パートを増やせば」という言葉で、義妹からひどく叱られてしまいました。
あのときの私は、介護から逃げたいがためにめちゃくちゃなことを言っていました。思い出せば思い出すほど恥ずかしくなります。弟夫婦は、いつも近くに住む両親を気にかけてくれていて、感謝するべきなのに……!
私は一度きちんと、弟夫婦に謝ろうと思いました。
私はスマホを取り出すと、義妹にメッセージを送りました。すると、すぐに優しい返信が届きました。そして、私も義妹のように思いやりのある人間にならなければ……と思ったのです。
「何とか介護を回避したい!」と考えた私は、「遠方だし働いているから手を貸せない」「2人の子どもを抱えているからお金も出せない」と弟にすべてを押しつけようとしました。
しかも義妹にまで、「パートを増やしたら?」なんて失礼なことを言ってしまったのです。今考えてみれば、義妹が怒るのも当然でしょう。思い返すだけで恥ずかしいです。
これからは言い訳することなく、きょうだいで公平に親を支えられたらと思います。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・梅蔵うめ 編集・海田あと
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