<イラッ!非常識な大学生たち>笑い話のつもりが?シラけた飲み会【第7話まんが:息子友人の気持ち】
オレは大学3年生のレン。サークルにバイトに遊びにと、大学生活を謳歌している。先日友だちのトオルの家に遊びに行った。夕飯のいい匂いがしていたからトオルに「オレも食べたい」と要求したが、トオルの母親は「いきなり言われても出せない」とオロオロしていた。いやいや、そうじゃない。母親なら自分の分を削ってでも客に出すべきでしょ? その数日後、オレはサークルの飲み会に参加していた。オレの隣には彼女がいて、みんなそれぞれ盛り上がっていた。

その場を盛り上げようと思って、オレはトオルの母親に受けた仕打ちを語る。そしてその気の利かなさを豪快に笑いとばした。けれど彼女は不思議そうな顔でオレに聞いてくる。「それって、あらかじめご飯をお願いしてたってこと?」
彼女はオレに真顔で質問してくる。まわりのサークル仲間もなんだか静かになっている。なんだよ。ちょっとした笑い話じゃないか。ドッと受けて、サッと流してくれたらいいものを……。オレは予想外の反応に少しイライラしてきた。
オレはサークルの飲み会で、トオルの家へ遊びに行ったときの話をぶっちゃけた。トオルの母親に受けた仕打ちを面白おかしく話してみた。だけどあんまりウケなかった。彼女はなぜか真面目な顔で質問をしてくる。オレが答えるにつれ、まわりが静かになっていく。まるでオレが何かとんでもないことを言っているみたいに……。
気づくとザワザワと賑やかだった飲み会が、いつの間にかシーンと静まりかえっていた。オレのまわりにいた友人たちは、みんな目を見開いてオレのことを見ている。驚きと呆れ、そして軽蔑が混じり合っているようだ。なんだよ……オレ、なんかおかしなこと言ったか? オレは冷たい視線が突き刺さるような感覚に襲われた。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・金のヒヨコ 編集・井伊テレ子
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