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<イライラ地獄>夏休み毎日ダラダラしているわが子にブチ切れ!でも「規則正しい生活」は親のエゴ?

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子どもにとっては学校が休みで楽しい夏休みでも、親にとっては楽しいばかりではありません。毎日家でダラダラ過ごしているわが子を見てイライラしてしまうこともあるのではないでしょうか。先日ママスタコミュニティには、夏休みに入って中学生の娘さんに怒ってしまったママから投稿がありました。

『10時半に次女が起きてきて宿題をやりはじめた。「朝ご飯食べて」と、声をかけるも「うーん」と言うだけで動かず。何度言っても食べないからイライラして「もう朝も昼も作らないし、起こさないから勝手にしたら!」と怒ってしまいました。作ってた味噌汁もサラダも目玉焼きも片づけて、まだ寝てた長女にも同じく宣言。一緒に出かけようと思ってたけれど1人出てきました。でも夏休みなんて、ゆっくり寝たいですよね。普段から朝ご飯はあんまり食べないので体のことを考えて朝ご飯を作ったり起こしたりしているけれど。頼まれてるわけでもないから、押し付けでしかないのかも』

いつもよりかなり遅く起きて朝ご飯も食べようとしない娘さんたちの行動に、思わずイライラしてしまった投稿者さん。親としては、健康のためにも夏休みも規則正しい生活をしてほしいと願うのは普通のことではないでしょうか。とはいえ怒りすぎてしまったことに反省もしている様子です。そこで他のママたちに「お子さんたちの夏休みの過ごし方」や「3食しっかり時間通りに食べているか」などを尋ねていました。

長期休みで生活リズムが崩れても大丈夫?

『食パンに何か適当に塗って食べてもらうとか、レンチンのパスタとかチャーハン、何でもいいんじゃないかな。「昨日のご飯の残りでもカップ麺でも。家にあるもので適当に食べなさい」と言ってる。きちんと指示したって、子どもの気分で食べたり食べなかったりするしね』

『朝ご飯は大事だから気持ちはわかるよ。でも朝はあまり食欲がない子も結構いるよね。そういう子にはパンかおにぎり&果物くらいでいいんじゃない? うちの場合は寝たいだけ寝かせてあげてたかな。長期休みで生活リズムが崩れても学校が始まったら、また元通りに直るから。だからご飯はだいたい朝昼兼用の日が多いかな』

夏休みということもあって「これから夏休みの間中、ずっとそんな感じで生活するつもり?」と投稿者さんが怒りや不安も覚えたのかもしれません。毎日規則正しい時間に寝起きして、3食しっかり食べることは理想的であることは間違いありません。しかし夏休みくらいは少しダラダラしても成長や生活に何か支障が出ることはないと考えるママも。他のママたちからは「夏休みだし、そんなに厳しくしなくてもいいのでは」、「生活リズムが崩れても、夏休みが終われば自然と元に戻るよ」といったコメントが寄せられています。投稿者さんは、もう少し肩の力を抜いてもいいのかもしれませんね。

また投稿者さんは朝ご飯を食べてくれないことにも憤りを感じている様子でしたが、同じように中高生のお子さんをもつママからは「うちの子は長期休みだと朝昼兼用になることもあるよ」といった声も。そうなると1食分の食事が減ってしまうと栄養面が心配になりますが……その分は夜ご飯はボリュームも栄養もたっぷりなメニューを作るなど工夫をしているというアドバイスもありました。

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中学生は成長の途中。ある程度は子どもの自由に任せてみても

『朝はパンを各自で好きなように食べる。中学生なら親がアレコレ言っても反抗が酷くなるだけ』

『子どもが中学生ならしつこくしない方がいいのかも。夏休みなんて、部活がなければ朝起きてこなかったり1日2食になったりするよ』

『中学生にもなると、それぞれ部活やら塾やらもあるし、出かけるなら一緒に計画を立てたら? 「この日はみんなで朝ご飯食べよう」とか。うちの子たちも高校生だから勝手にご飯食べて部活行ったりバイトとか行っちゃう。だから「お弁当いるいらない」とか「空いてる日あったら映画見に行かない?」とか、前もって予定を聞いてる』

中学生が夏休みに夜遅くまでお友達と連絡を取り合ったり、テレビを見たりして夜更かししたくなる気持ちもわかりますよね。中学生ともなれば自分で朝ご飯くらいはパンを好きに食べてもらうなど、お任せしているママも少なくないようです。投稿者さんは毎日頑張って朝から手作りの朝ご飯を用意している様子ですが、長期休みにある程度は子どもの自由に任せてみるのも成長過程においてはいいのかもしれません。

また娘さんたちが遅く起きたことで予定が崩れてしまった点については、娘さんたちと予定を共有できていなかった可能性も。親が勝手にアレコレしようと計画を立てていたとしても、子どもたちもそれぞれ人付き合いがあったりやりたいことがあったりしますから、事前に予定を一緒に立てておくことが必要でしょう。そして予定の共有もあまりしつこくしすぎないことが大事になってくるようです。

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子どもたちの疲れを取り、自主性に任せる夏休みに

『一生懸命作ってる側からしたら腹立つよね。せっかく温かいうちにと思って温めたのに、全然動かないから冷めるし。私も怒ったことあるから気持ちはわかる。でも肩の力を抜いて、子たちの「好きにして~」って思ったらラクになった』

『暑いなか、毎日学校に部活にと頑張って通っていたから、夏休み入ってすぐはゆっくり休ませてた。そして何日かしたら、生活リズムをまた戻す感じ』

『夏休みが始まるときに作戦会議を子どもたちとして「何時に起きて何時に寝るのか」と「決まりごと」を確認したよ』

小学生のうちから朝ご飯は子ども自身で用意して食べてもらうスタイルにしているママもいるなかで、投稿者さんの真面目さやお子さんに栄養満点の朝ご飯を食べてもらいたい愛情の深さに驚いていた人もいました。思い切って娘さんたちが自分で朝ご飯を食べられるようにパンを買い溜めしておいたり、冷凍ご飯やご飯のお供となるおかずやレトルトのお味噌汁やスープなどをストックしておいたりしてもいいのかもしれません。娘さんたちの自主性を育てると考えれば気持ちが楽になりそうです。

夏休みもいつも学校に行っているくらいの時間帯で寝起きしてほしいと願うのも、親としては当然のこと。しかし言い換えれば長期休みくらいしか夜更かしや遅起きができないのですから、子どもたちにのんびりゆったり過ごさせるのも決して悪いことではないでしょう。そのうち「遅く起きたせいでどこにも出かけられなかった」という後悔が生まれたり、生活リズムの乱れから体調が思わしくなくなったりするかもしれません。自分でそういったことに気づけば、生活のリズムを改善していくのではないでしょうか。もし夏休みにダラダラしてしまっても、夏休みが終わる1週間くらい前から徐々に規則正しい生活リズムに戻していけば、新学期に支障をきたしにくいでしょう。

まだ夏休みも残っています。これからの過ごし方について親子で話し合うのもいいかもしれません。投稿者さんは「こうしなければいけない」とあまり思いすぎることなく、娘さんたちの自主性に任せる時間を増やすのはいかがでしょうか。心穏やかに、娘さんたちの成長を感じられる夏休みであるといいですね。

文・AKI 編集・ここのえ イラスト・善哉あん

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