<お迎え19時カワイソー?>励ましの言葉を期待した私に「現実を直視しなきゃ」指摘【第4話まんが】
私(ミホ)は3歳の息子ハヤトを育てています。時短勤務の期間が終わってからは、キャリアの遅れを取り戻そうと必死に働く毎日です。夫は帰宅が毎日23時と遅く、お迎えは私が担当。ただハヤトはとても寂しそうに私を待っているらしく、保育園の先生には「もう少しお迎えを早くできませんか」と言われてしまいました。ハヤトは可哀想な子だと思われているの? 翌日、思わず社食で愚痴ると関連会社の上長であるサヤカさんが「それ、聞いて意味ある?」と言ってきて……?

「吉井さんは、そんな無意味な質問して自分の気持ちを安定させようとしないで、現実を見なきゃ」「はい……」サヤカさんは新人の頃から私のことを可愛がってくれていました。だからこそハッキリ伝えてくれているのでしょう。
サヤカさんからは今の生活スケジュールに無理があることを指摘されます。「一部を切り取って可哀想かどうかは判断できないけど……。可哀想ですかねって質問をするってことは、少なからず吉井さんにも罪悪感があるんでしょ?」
サヤカさんはずっとお世話になっていて頼りになる大先輩です。たくさん一緒に仕事をしてきたので私の性格も良く分かっているし、私もそんなサヤカさんを信頼しています。そんな人からハッキリ「質問に意味がない」と言われてしまい、私は少し自分の気持ちが見えたような気がしました。
私自身に後ろめたい気持ちがあるから、誰かに「そんなことないよ」となぐさめてもらいたかっただけ。たしかに励ましてもらって気は紛れるかもしれないけれど、それだけじゃ状況は何も変わりません。私に必要なのは、その後ろめたい気持ちときちんと向き合うことだったのです。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
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