<約束ドタキャン>子どもの発熱で来れなくなった友だちと電話でケンカに!絶縁されたけど私が悪いの? | ママスタセレクト - Part 2

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<約束ドタキャン>子どもの発熱で来れなくなった友だちと電話でケンカに!絶縁されたけど私が悪いの?

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ママも日頃の家事育児から離れて、友だちとランチを楽しむことがありますよね。それはママや妻という立場から解放される貴重な時間でしょう。でも今回の投稿者さんは、友だちにランチをキャンセルされてしまったようです。

『友だちとランチに行く予定でした。久しぶりの予定だったのでとても楽しみにしていたのに、朝になって“子どもが熱を出しちゃった”とLINEが。直前のドタキャンに腹が立って“体温見せて”と送ってしまいました』

投稿者さんは友だちとの再会を心待ちにしていた分、楽しみにしていた時間を奪われた悔しさと怒りで感情が高ぶってしまったようです。さらにその後、電話で友だちと口論に。友だちから「子どもは急に体調崩すもの。同じママなら分かるでしょ? がっかりした」と責められたそう。「前兆があったなら前日に言ってほしかった。出掛ける3時間前に言われたら誰でも腹立つ」と反論したようです。結果、「必ずしも前兆があるとは限らないでしょ? 前から思っていたけれど自己中だよね。しばらく会うのはやめよう」と絶縁宣言を受けてしまったのだとか。この一件、いったい誰が悪いのでしょうか。

病気ならドタキャンは仕方ないけれど……

『子どもは急に体調悪くなるものでしょう……。前日にハッキリと熱出す前兆があることなんて稀だと思うけれど』

『子どもがみんな前の日から前兆あると予定立てやすくていいよね。試験の日の朝、熱出してショック受けていたわが子が可哀想に思えてきたわ』

『体調不良の人を気遣えない人とは付き合いたくないな。具合悪い人の心配より、自分の遊びたい気持ちが優先なんて』

「体調不良の人に“証拠見せて”なんて言う神経が分からない」とママたち。たしかに小さなお子さんは体調を崩しやすく、予測が難しいもの。ママとしても「まさかこのタイミングで?」と焦ることがよくありますよね。
ただ投稿者さんにも言い分があります。「うちの子は毎回前兆がある。なんとなく熱っぽい、食欲がないなど気付くことができる。前日に言ってくれればモヤモヤしなかったのに」とのこと。このように、”自分は察することができる”からこそ、他人にも同じ気遣いを求めてしまったのかもしれません。

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感情の爆発は信頼関係を壊す

『感情のままに怒りをぶつける人と長く付き合っていきたいとは思えない』

『私も何年かぶりに会う友だちにドタキャンされたことがある。投稿者さんと同じで本当に楽しみにしていたからカチンとはきたけれど言えなかったな。キレたのはよくない。謝りなよ』

『生きてりゃどうしようもないことも誰も悪くないこともある。みんな飲み込んで耐えて生きているのだよ』

ドタキャンにイラッとしてしまう気持ちは理解できますが、「体温見せて」と言ってしまったことや、電話でキレ気味に話してしまった点には、さすがに非難の声が寄せられました。また、友だちが「前から思っていたけれど自己中だよね」と言ったことからも、今回だけの問題ではなく、日頃から投稿者さんの気になる部分があったのかもしれません。相手を責めるような言葉や詰め寄るような態度は、長年築いてきた信頼を一気に壊してしまうリスクがあります。

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“親しき仲にも思いやり”が必要

『小さな子どもがいるなら、予定は流れるものだと最初から覚悟するしかない』

『そんなことで怒る? 3時間も前に連絡くれたんだよね。投稿者さんがお店に行っているのに来なかったというわけじゃない。それとも熱出した子どもを家に置いて、投稿者さんとランチをしろと?』

『イライラする気持ちを全部ぶつけたら友だちは離れていくよ』

友だちの立場になれば「約束の3時間前に連絡しているし、当日の急な発熱なら仕方がない」と感じるのは自然でしょう。けれど投稿者さんのように楽しみにしていた予定を急にキャンセルされれば、心に少なからずダメージを受けるのもまた事実です。ダメージを極力減らすように「体調不良などで約束が流れることもある」との心構えをしておく必要があるのかもしれません。電話で強い言葉をぶつけてしまった投稿者さん。思いやりのない言葉は、たとえ正論でも相手の心を傷つけます。人間関係は、気遣いの連続。小さな言葉の選び方ひとつで、関係がよくも悪くもなってしまいます。

予定が流れた日は、イライラや怒りを“自分時間”に変えてみよう

『せっかく予定を空けていたのだし、ひとりでランチでも行ってこよう! と切り替えるわ』

今回のように、楽しみにしていた予定がキャンセルされると、喪失感やイライラが強くなるのもムリはありません。でも怒りをぶつけて友だちとの関係を壊すより、少しだけ考え方を変えてみてはどうでしょうか。少し寂しいけれど、静かなカフェでのんびりするのも悪くありません。自分のご機嫌は自分でとる。それができるようになると、周りに振り回されることも少なくなり、心の余裕も生まれます。

ドタキャンされた投稿者さんの残念な気持ちは、おかしいものではないでしょう。でもその怒りをどう扱うかが、友だちとの関係に大きな影響を与えます。お子さんがいる以上、突発的な予定変更はつきもの。そこに対して想定内と受け止める心構えも、ママ同士との付き合いでは大切なのかもしれません。そして何より大事なのは、相手の都合も自分の気持ちも、どちらも尊重すること。思いやりと心の余裕を忘れずにいたいですね。

文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・Ponko

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