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<義妹、介護しない宣言!>入院する母へ「最後の別れ」を言いに来た妹【第13話まんが:夫の気持ち】

俺(アツシ)は、妻のトモコと2人暮らしをしている。ある日、母が入院したという知らせが母の妹・フミおばさんからあった。今後ひとり暮らしをするのは難しいらしい。けれど妹のナツキは「母親の世話をするつもりは一切ない」と断言。俺は長らく引きこもっていた期間があり、家族には本当に迷惑をかけたと思っている。しかも母は妹に虐待まがいのことをしていたらしい。俺は妹を解放するため、母のことは自分が一手に引き受けると決めたのだった。

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ナツキには本当に申し訳ないことをしたと、後悔してもしきれない。そしていろいろな相談先と話をした結果、母には退院してそのまま施設に入ってもらおうと決めた。幸い引き受けてくれる施設も決まった、次は母にその話をしなくてはいけない。

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「母さん、今後のことなんだけど……」俺が退院後は施設に入ってもらうと伝えようとすると、そこへナツキが入ってきた。ナツキは母の入院以来、一度も病室を訪れてはいなかった。そんなナツキに母はいつもの調子で話しかける。

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ナツキに負担をかけないように、母のことは俺がひとりでやろうと決めた。ひとり暮らしが難しくなってしまった母の、退院後の生活をどうすべきか……。俺はいろいろなサポート窓口を駆けずり回って現実的な落としどころを探していった。
トモコに迷惑をかけず、母が安全に暮らせるようにするには、やはり施設に入ってもらうのが一番だ。諸々の手配を済ませてその話を母にしようとしたところ、ナツキが入ってきた。
母が入院してからはじめて病室に顔を見せるナツキ。その姿を見て、母はいつものように小言を言いつつも少し嬉しそうな顔をしていた。でもナツキは、母からの頼みをことごとく断っていた。俺はナツキが母に最後の別れを言いにきたんだということを悟ったのだった。

原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子

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※この漫画はママスタに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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