<モラハラダンナ>不便な場所に住んでいるのに車は出さない旦那。引っ越したいけれど口喧嘩で負けそう…
今回は、口げんかが弱いと自覚する投稿者さんから、口が達者で思いやりのない旦那さんについてのお悩みです。家を買って引っ越してきてから10年ほどだそう。でも場所が不便で限界に達してきたそうです。
『ここに引っ越す条件として「場所に文句は言わない」だった。私と子どもは徒歩か自転車で、駅までも学校までも病院までも遠い。大雨の日や猛暑の日がツライ。旦那は通勤も買いものも病院も車で、なんの不便も感じていない。休みの日に私や子どもが悪天候のなか出掛けるときも、旦那は寝ている。だから車を出してくれない。車に乗せてもらったのは2〜3年前くらい。ここまで車無し生活になるとは思わなかった』
「場所に文句は言わない」との約束だったとはいえ、実際の生活は不便で、不満が募るばかり。お子さんも通学に苦労しています。悩んだ末「駅近に引っ越したい」と伝える決心をしたそう。でも「場所に文句は言わない条件だったよね?」と旦那さんに反論されたとき、なんと返せばいいかママたちに助言を求めました。
自分の理論に自信があるタイプに口で勝つのはムリ
『そういうタイプは、謎理論で相手が黙るまで言い返してくるよ』
『文句も何も、不便な場所に住んでいるなら車2台は必須。そういうのを踏まえて引っ越すのでしょう? 旦那さんはただのモラハラ』
「ああ言えばこう言うタイプに言い返してもムダ」という意見が少なくありませんでした。「一緒に暮らしていけない」「私なら離婚する」という、かなり強めの声もありました。
場所の文句は言っていない。送迎のお願いはする
『場所以外の文句は、いくら言ってもいいということ。投稿者さんとお子さんの不満に感じていること、改善してほしいことを話せばいい。車買ってくれ! 休みの日に車出せ! とかいろいろ言えばいいよ』
『うちも不便な場所だけれど、「駅前に引っ越して」と言うよりは、「送迎して」の方が実現可能だよね。それなら文句じゃないし、押さえつけられることもないよ。「送迎できないなら、タクシー使う。その分の費用は文句言わないでね」で』
「これは改善案であって苦情ではない」と言い換えるのもひとつの手でしょう。それなら旦那さん少しは聞く耳を持ってくれるかもしれません。「子どもがかわいそう」という論点はとくに有効だという声もありました。夫婦の問題ではなく、お子さんの生活環境の改善という建てつけで話を持って行くのもテクニックですね。
頼めば頼むほど傷つくかも……
今回、引っ越しを望んでいる理由の背景には、日々積み重なった“旦那さんの思いやりの欠如”への失望が色濃くあるようです。ある日、投稿者さんとお子さんが傘を差して坂を上っていたときも、旦那さんは車で後ろから追い抜いて行っただけ。悲しくて、悔しくて、情けなさで泣きそうになったそうです。
『「車を出してほしい」と数年前に頼んだときは、無言で鍵を閉めて先に車に乗り、終始不機嫌で口もきかず。あの空気の重さをまた味わうくらいなら、タクシー代を出した方がマシだと思える』
そもそも旦那さんは日ごろから自室にこもっており、何をしているのか分からない状態なのだそう。思いやりのなさを超えてしまっているのかもしれませんね。それでは投稿者さん用の車を買ったら? と考えますが、それも難しそうで……。
『旦那を助手席に乗せて子どもを駅に送ったときはずっと文句を言われ続け、手を叩かれ、他の車に割り込みもされ、運転がイヤになった』
しかも旦那さんは「体格が違うから調整が面倒。俺の車を使うな」とまで言ってくるそう。そうやって責任も助け合いも放棄しておいて、いざこちらが環境を変えたいと言うと「約束したでしょう?」と責めてくる……。
感謝はしている、けれど……
家を買うために旦那さんがローンを組んでくれたことには感謝していると投稿者さんは言います。それをなかったことにはできません。けれど10年も経てば生活は変化します。不便に感じることが増えれば、それを見直すことも必要ではないでしょうか。今回の投稿から見ても投稿者さんは我慢の限界がきているようです。勇気がいることですが、この生活を変えたい。その強い思いを言葉にすることが明るい未来への一歩なのかもしれません。投稿者さんのために。そして何より、お子さんのためにも。
文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・Ponko
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