<買って~!>お店の床に寝転んで駄々をこねる子ども。なぜあんなことをするの?
スーパーやショッピングモールなどのおもちゃ売り場やお菓子売り場は、小さい子どもにとっては欲しいものがたくさん並んでいるトキメク場所ですよね。親にダメと言われると、買ってほしいとばかりに大泣きをしたり、床にひっくり返って駄々をこねたりする子も。なぜそんなことをするのか疑問を感じるママもいるようで、こんな質問がありました。
『お店の床にひっくり返って駄々をこねるのはなぜ? わが子はそんなことが一度もなかったから不思議』
わが子が、買ってほしいと言いながら泣き喚いたり床にひっくり返って駄々をこねたりするタイプではないと、ほかの子の行動には疑問を感じてしまうものなのでしょう。ママたちの経験からいろいろな理由が考えられそうですね。お店のなかで駄々をこねるのはなぜなのでしょうか。
子どもの性格によるものでは?同じ環境で育ってもきょうだいで違う
『妹が2歳のころ、スーパーで駄々をこねて転がっていた。私は4歳で、よくこんな所で騒げるよな、恥ずかしくないのかなと思っていた』
『うちの長男がそうだった。物欲がすごいのかな? 次男はまったくそういうことがなくて、むしろいらないから早く帰ろうというタイプだった。性格かな? と思っている』
『本人の気質だよ。きょうだいで同じように育てても、なぜか1人だけ違うのも見たし。子どもの同級生の双子(二卵性)は全く気質が違って、1人はこうと決めたら動かない。泣かないが公共の場で大の字』
同じ環境で育ったきょうだいでも、駄々をこねるかどうかは違っている場合もあるそうです。同じ年齢のころで比較しても違いがあるので、子どもの性格も大きく関わってきそうですね。また二卵性双生児の場合でも違いが出ることもあるのですから、その子の性格や気質によって対応が異なると考えられます。
周囲の目を気にするタイプの子はしないのでは
『うちもしなかったから、どういう性格の子がやるのかな? とは思っていた。うちの子は他人の目を気にする、外ではカッコつけたい、床に寝転ぶのが嫌。そんなタイプだった』
子ども性格でいうと、大泣きをしたり床にひっくり返って駄々をこねたりすることが恥ずかしいと感じる場合もあるようです。ほかの人が自分を見たときにどう感じるのかを、冷静に考えることができるのかもしれませんね。それに床はたくさんの人が靴で歩くところですから、汚れていると判断もできるのでしょう。子ども自身が、ほかの人からどう見られるかを考えることができる性格や年齢ならば、駄々をこねることもないのかもしれません。
成功体験から?駄々をこねる心理
『駄々こねても負けずに対応できればいいけれど、外聞や時間がないなどの諸事情から、つい聞き入れてしまうこともある。要望は癇癪を起こして伝えるのがいいという間違った成功体験となって刷り込まれると、それ以降も繰り返してしまうのだろうな』
お店のなかで子どもが駄々をこねると、周囲の目や時間的なことから、親が仕方なく買ってあげることもあります。そうすると、子どもは駄々をこねれば買ってもらえると思って、次もまた同じことをするのでしょう。親が仕方なく買ってあげたことは子どもにとっての大きな成功体験となってしまうこともありますね。
『店の床でほかの子どもが駄々をこねて、渋々その子の親が買い与えるのを見て誤学習してしまうというのもある』
『私、3歳くらいの頃にやったことがある。駄々をこねて泣いて欲しがって買ってもらった子の現場を見て、イケる! と思ったんだよね。実際やったら、父親に叱られて失敗したのだけれど。そういう場面を見ると、成功体験から? と思ってしまう自分がいる』
自分が成功体験をしていなくても、ほかの子が駄々をこねて買ってもらったのを目撃すると、「そうすれば買ってもらえるのか」と考えるようになりますね。そして自分もやってみようとするのでしょう。それがうまくいけば次もまた繰り返されますが、失敗することも。子どもはほかの子がしていることをしっかりと見ていて、そこから学習をしているのではないでしょうか。
あくまで冷静に!親の対応がカギになる
『親が自分の意見をゴリ押しして子どもを上手く転がせない融通のきかないタイプなのかも。たまになんでそういう対応になる? という感じの親がいるからね。柔軟に持っていけばいいのに、絶対自分のやり方を曲げずに、何がなんでも子どもに言うことを聞かせようとする人。親子共にぎゃーん! となっている』
『スーパーで寝転がって泣いている女の子を見たことがあるけれど、通りすがりの老紳士に「おやおや、こんなところでどうしたんだい?」と穏やかに声をかけられたとたんに、スッと真顔になって立っていたのが印象的だったわ』
子どもが「これ買って〜」と言いながら駄々をこねて床にひっくり返ってしまうと、親としても対応に困ってしまいますね。親なりの考えもあって、頑なに拒否をしたり、自分の考えを通そうとしたりするのですが、そうすると親子ともに意地の張り合いのようになってしまうのかもしれません。親が「ダメ」と言えば言うほど、子どもの大泣きがひどくなることもありますから、親自身も冷静に対応していくとよさそうですね。怒らずに強く否定をせずに穏やかに優しく伝えれば、子どもも落ち着いて話を聞いてくれるのかもしれません。こういうときは親も焦ってしまいますが、心に余裕を持つのを忘れないようにするとよさそうです。
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