スピルバーグ監督×ディズニー最新作『BFG』イベントに俳優マーク・ライランス&ソフィー役声優の本田望結さんが登場!
物語の舞台はロンドン。孤児院で暮らす好奇心旺盛な10歳の少女ソフィーは、ある日の夜中、街をさまよう巨人の姿を見てしまったことから巨人の国へと連れ去られてしまいます。実は心優しい巨人BFGは巨人の国では「ちび」と呼ばれ、ほかの巨人たちからひどい扱いを受けていました。ソフィーは最初こそ怖がるものの、自分と同じ“ひとりぼっち”の巨人BFGと次第に心を通わせて、勇気を出して意地悪な巨人たちに立ち向かいます――。
主人公のソフィーが、巨大なフライパンで野菜と一緒に炒められたり、意地悪な巨人たちに見つかって食べられそうになったりと、ハラハラドキドキ。スピルバーグ監督もお気に入りだという泡立つ飲み物“プップクプー”を飲んだBFGがものすごく大きなおならをするシーンは、子どもたちも気に入ること間違いなし!
“プップクプー”を飲むシーンでは大笑い
真夜中のロンドン、意地悪な巨人たちが住む世界、華やかなバッキンガム宮殿と、次々と舞台を変えながら物語は展開。あっという間に映画の世界に引き込まれていくアドベンチャー・ファンタジーは、観た人の心にどう響くのでしょうか。一足先に試写会で映画を観た親子から次のような感想が届きました!
巨人の言い間違えやずっこけるシーンなどでは声を出して笑ってしまったり、思わず子どもの手をつかんでしまうハラハラな場面もあり、2時間があっという間でした。さすがスピルバーグ監督の作品! 異生物と子どもとの交流がステキでした。 “プップクプー”を飲むシーンでは大笑いしながら、娘と一緒に夢中で観ていました。
BFGもソフィーも、お互いひとりでは勇気が出なかったり、寂しい思いをしています。年齢が離れていても、人間同士でもなくても、お互いを大切に思いやる心が世界をも変えることができたのだと思いました。
ストーリーは児童文学をもとにしているだけあって、途中ハラハラしましたが、観終わったあとにとてもあたかい気持ちになれるお話でした。 子どもの持つ夢が広がる世界観を、まわりの大人が優しく受け止めたいと改めて感じました。
ジャパンプレミアにはマーク・ライランス&本田望結さんが登場!
映画の公開を記念して「ドリーム・ツリー点灯式」が開催されました。ゲストとして登場したのは、BFGを演じたオスカー俳優マーク・ライランスと、吹き替え版でソフィー役を声で演じた本田望結さん。 映画に登場した、BFGが夜ごと世界中の子どもたちに“夢”を吹き込むためのトランペット。マーク・ライランスがトランペットを一吹きすると、ステージ上に現れた大きな木に夢の光が灯り、ドリーム・ツリーが出現!
本田望結さんが「私が日本中にこの夢を届けます!」と宣言。それに対してマーク・ライランスも以下のようにあたかいコメントを届けてくれました。
「ありがとう! ぜひよろしくね。この夢、そしてこの作品が多くの子どもたち、そして大人に届くといいなと思います。この映画の原作は、英国で知らない人はいないくらい古くから愛されている作品です。“夢”というのは時に人生の聡明なアドバイスにもなります。この映画をきっかけに“夢”に耳を傾けてくれたら嬉しいです。最先端のテクノロジー、そしてストーリーをぜひ楽しんでください」。
映画同様、ほっこりしとした雰囲気に包まれて、イベントは幕を下ろしました。
児童文学をもとにした心温まるストーリー
映画『E.T.』から34年。エンターテイメントの巨匠スティーブン・スピルバーグ監督とそのスタッフが贈るアドベンチャー・ファンタジー映画『BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は、大ヒット映画『チャーリーとチョコレート工場』の原作を手がけたことでも有名なイギリス児童文学の巨匠、ロアルド・ダールの「オ・ヤサシ巨人BFG」が原作。7メートルの孤独な巨人と勇敢な少女ソフィーとのアドベンチャ―・ファンタジーを、映画館の迫力あるスクリーンで観てみませんか?
『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』スピルバーグ監督のコメント入り本予告編はコチラ
・『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』
・公開:2016年9月17日(土)全国
・マーク・ライランス、ルビー・バーンヒル、レベッカ・ホール、ペネロープ・ウィルトン、ジェマイン・クレメント
・原作:ロアルド・ダール「オ・ヤサシ巨人BFG」(評論社)
・配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
取材、文・長瀬由利子
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