<私は悪くない!?>姉の本音「踏み台にしないでッ」知らず知らずに追い詰めていた私【第5話まんが】
前回からの続き。私(ユオ、26歳)は結婚2年目で、現在妊娠しています。夫(カズキ、27歳)は高校の先輩で、姉(ミナ、27歳)の同級生です。高校時代は私が美術部、カズキと姉はテニス部に所属していました。私は姉を通してテニス部の部員たちと仲が良くなり、社会人になった今も年末に“同窓会”として集まっています。私は今年の同窓会も楽しみにしていたのですが、姉は過去の話を持ちだして「私の友人関係に入ってこないで」と怒ってしまいました。結局、姉は同窓会に参加しなかったのですが、姉の友人からサプライズで姉の結婚祝いをする予定だったと聞いた私は少し胸が痛みました。母に「配慮が足りない」と指摘された私は、姉と話すことにしました。
「あまりに仲が良いから、私の知らないところで連絡し合っているんじゃないかと思った」私は知らず知らずのうちに姉を追い詰めていたことにあらためて気づきました。たしかに私は、カズキと付き合うようになってからは、テニス部の仲間と一緒にいるのが普通だと思って、どこか浮かれていたのかもしれません。
これまでどれだけ複雑な思いを抱えてきたのでしょうか。私にとってはただの楽しい集まりや付き合いだったことも、姉にとっては大切な友人関係のなかで自分の存在が軽んじられているように感じていたのかなと思いました。
最初は姉が、たかが飲み会で怒っているだけだと思っていました。しかし姉の友人や母と話して、姉への配慮不足に気づくことができました。
私が姉のテニス部の仲間と打ち解ける一方、姉がどんな気持ちになっているかまったく考えられていなかったのです。私は姉の本音を聞いたことで、姉が抱えていた複雑な気持ちを心から理解できたように感じました。
姉との関係は親よりも長くこれからも続いていきます。今後はお互いの立場や気持ちを意識して、甘えず、慎重に向き合っていけたらと思います。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・うーにゃ 編集・石井弥沙
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