【こどもでぱーと】習い事の送迎が不要に!?「こどもでぱーと 中野」ってどんなところ?【前編】
「子どもがやりたいことをさせてあげたい」「子どもの“好き”を見つけてあげたい」。親ならそう思う方も多いのではないでしょうか。でも仕事がある中での送迎の大変さなど、親の現実問題もあります。
2025年4月1日、「こどもでぱーと」が東京都中野区と、神奈川県横浜市のたまプラーザにオープンしました。ひとつのビルの中に学習塾や習い事、ママのためのピラティスなど、親子にとってデパートのようなワクワクが詰まった「こどもでぱーと」。送迎の悩みにも応えているのだとか。ママスタセレクト編集部は、「こどもでぱーと 中野」の開業セレモニーに参加しました。どのような施設なのか、レポートします。
「こどもでぱーと 中野」とは?
「こどもでぱーと」は、学習塾・習い事・クリニック・カフェなどが入っている親子のための施設です。ひとつの施設内にぎゅっと詰まっていることで、ママにとっても子どもにとっても良いことがたくさん。子どもが習い事をたくさんすると大変になる送迎の問題が解消できたり、子どもにさまざまな習い事があることを知ってもらい“好き”を見つけたいという思いが叶ったりするかもしれません。
また「こどもでぱーと」では、企業同士が連携しているんです……! たとえば、小学校受験に強い伸芽会などを運営している株式会社リソー教育と、運動のスペシャリストが集まるコナミスポーツ株式会社が連携して、小学校受験対応の受験体操を行っているというのです。それぞれの得意分野を提供し合ってより良い形にしていく、これは気になります。
そして「こどもでぱーと」にはママが楽しめるピラティスなどのテナントも入っています。子どもが習い事をしている間の隙間時間に楽しめるのはいいですね。
実際に見た、「こどもでぱーと 中野」の第一印象は「きれい!」。入口もエレベーターも木目を基調としていて、優しい雰囲気です。
駅から徒歩2分の便利な立地、コンシェルジュ常駐
「こどもでぱーと 中野」は、立地がとても良い! 中野駅から徒歩2分。それほど複雑な道でもなく、小学校高学年くらいの子どもならひとりで行けるのではないでしょうか。
またコンシェルジュも常駐します。数人がローテーションで常駐するので、何度も顔を合わせるうちに顔見知りになりそうです。施設内には関係者しか入らないことも踏まえると、子どもひとりで「こどもでぱーと」に行く場合でも安心ですよね。
「こどもでぱーと」では、キャンプイベントなども行うようです。中原 雅範さん(ヒューリック株式会社 新事業創造部 こども教育事業室長)は「施設内だけに留まらず、外も活用していきたい」という思いがあるとおっしゃっていました。キャンプイベントは2025年5月31日(土)〜6月1日(日)で開催することが決まっていて、年に4回ほどの開催を予定しているそうです。今のところ、こどもでぱーと利用者だけのイベントのようです。
親子が別々に過ごす習い事の時間と、親子一緒に楽しめる自然体験の時間の両方があるのはとてもいいですよね。
掛け持ちに嬉しい送迎サービスも
週に1日だけなんとか仕事の都合をつけ、その日に習い事を掛け持ちしている人も多いでしょう。こどもでぱーと中野では、TOPPAN株式会社の子ども送迎サービス「こどもび®︎」と提携して送迎サービスも行っているそうです。これなら仕事をしていても習い事に通わせることができそうですね。それに送迎サービスを利用しなくても、同じ施設内にある習い事を掛け持ちすれば、送迎が不要になります。それだけでも負担が軽くなりそうです。
なぜ「こどもでぱーと」を作ったの?
セレモニーの中で、ヒューリック株式会社の中原さんは「親子のためのサービスをぎゅっと詰め込んだ、デパートのようにわくわくする場所を作りたかった」とおっしゃっていました。さまざまなサービスを1箇所にまとめ、快適な子育てを支援したいという思いがあったそうです。そして少子化ではありますが、子ども一人当たりにかけるお金は増えているとのお話もありました。たしかに、私自身も子どもにはお金をかけているかもしれません……。だからこそ、「こどもでぱーと」のような施設の需要もあるのでしょうね。
取材、文・いけがみもえ 編集・編集部