前回からの続き。私はナオ。今日は子どもを実家の母に預け、地元の同級生エリカとメグミと3人で久しぶりにランチをしています。レストランの個室でおしゃべりをしていると、エリカが突然「このたび離婚することになりました！」と告白。決意するに至ったいきさつを話しだしました。すると離婚経験のあるメグミも自分のときの苦い思い出を語りはじめ……。2人の話を聞かせてもらった後、私も「実はもう別れたいんだよね」と切り出しました。

私が働かなければいけないのは、旦那が散財するせいで生活費が足りないからです。旦那の言い分も聞いたけれど、金遣いの荒さを自覚していない上に洗い物ひとつしただけでものすごい家事をした気になっていて……。まるで話が通じません。

これまでの経緯を話しながら自然と目に涙がにじんできました。私はずっと、こうやって誰かに自分の気持ちを聞いてもらいたかったのかもしれません。するとメグミとエリカは優しくなぐさめ、離婚に向かう私の背中を押してくれました。

夫婦が一緒にいることで、ケンカしている姿ばかり子どもに見せてしまうのなら……。旦那とは別れて、子どもと一緒に笑いあっていたほうが幸せです。メグミとエリカとおしゃべりできたことで、私も迷いが吹っ切れました。
2人とも笑いながら話していますが、離婚を決めるまでに本当にすごくすごく悩んだと思います。離婚する夫婦なんて世間では珍しくないかもしれません。でもその裏には数々の悲しみや苦しみがあって……。簡単に決断できることではないけれど、それでも自分が選んだ道です。
いろいろな出来事が積み重なって、自分にとって最善の方法として出た結論。メグミとエリカが背中を押してくれたので、私も前向きに行動にうつしたいと思います！

原案・ママスタ　脚本・物江窓香　作画・金のヒヨコ　編集・井伊テレ子