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約7割に起きる!?子どもの習いごとで「予想外の出費」が発生したことはある?<ママのリアル調査>

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子どもの成長やスキルアップを願って習いごとをさせている家庭も多いでしょう。しかしその費用は月謝や教材費だけでは済まないことが少なくありません。今回ママスタセレクトでは「子どもの習いごとで“予想外な出費”が発生したことはありますか?」というアンケートを実施しました。選択肢には「ある」「ない」「その他」の3つを設定。600人を超えるママたちから回答が寄せられました。

習いごとの「予想外な出費」を経験した家庭は……?

202502_子どもの習いごとについて
「予想外な出費があった」と答えたママは68.2%と7割近くに迫りました。一方で「ない」と答えたママは20.4%、「その他」は11.3%という結果でした。

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具体的な「予想外な出費」の事例とは

「予想外の出費があった」と答えたママたちが、その具体的な事例と金額を教えてくれました。

1:発表会・試合関連費用

『バレエ。3年に1度の発表会の費用が10万円超え』

『ピアノの発表会の参加費が8千円。さらにドレス代と靴代もかかって大変でした』

ダンスやピアノ、バレエの発表会の費用はある程度予定していたでしょうが、その金額にママたちは戸惑ったようです。

『野球の試合の協賛金が3~5万円もかかります』

スポーツの試合に参加するために費用がかかることもあるようですね。

2:ユニフォーム・衣装・道具代

『野球。チームウェアだけかと思ってたら冬用の専用ブルゾンなど、そのどれもが高い!』

『野球。道具に10万円くらいかかりました』

『競技チア。ユニフォームなどの費用が約10万円。その他にも参加費など諸々かかり、年間30万円くらいかかる』

道具やユニフォームはチームで決まった“指定”のものを揃えます。それだけに費用もかさみそうですね。「月謝と別に年間30万円かかった」との報告もありましたが、それを「想定していなかった」とすれば、家計にとってはかなりの痛手でしょう。

3:遠征・合宿費用

『サッカーで合宿に約2万円。練習試合に参加する際はその都度3千円かかる』

『サッカー。長期休暇は遠征や合宿が重なって、夏休み期間中に8万円かかった』

サッカーや野球は比較的多くのお子さんが通っている習いごとでしょう。にもかかわらず、こんなにかかるの? と感じるママたちが多いのであれば、意外な盲点といえるかもしれません。

そのほかにも、

『柔道。愛知県在住だが、毎週末、東京に遠征』

といった遠征費に頭を悩ませるママの声もありました。スポーツの習いごとは親の付き添いや応援が求められることも多いので、実際にはさらに費用がかかっているかもしれませんね。

4:イベント関連

習いごとのイベントの参加に思いがけない出費があったお宅もありました。

『ダンスイベントで、記念Tシャツやトレーナー、パーカーを購入』

『英会話教室。クリスマス会やハロウィンパーティーで、パーティー1日で1ヶ月分の月謝代がかかった』

いずれもたった1日のためにかかる費用としてはかなり高額だったようです。
子どもの習いごと

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予想外な出費はなぜ発生する?

多くのママたちが感じる「予想外の出費」。そこには次の4つの理由が考えられます。

1:事前の説明不足

習いごとの費用は一般的には「月謝」を想定する人が多いでしょう。けれど実際にはその他の費用もかかることが多いものです。始める際に丁寧な説明を受けていないために、「やってみて初めて知った」というケースにつながるのではないでしょうか。

2:発表会や大会への「強制参加」

ピアノやバレエなどの芸術系の習いごとは発表会への出演が事実上必須のことが多いもの。またスポーツ系の習いごとでは、ある程度のレベルに達すると、試合や遠征への参加も増えるでしょう。それらのある意味「強制参加」の費用が、プラスαとしてかかっていることも少なくなさそうです。

3:続けるほど費用がかさむ

『ピアノ。階級が上がるにつれて月謝が上がっていく』

『バドミントンの強化メンバーに選ばれて遠征費が発生』

進級するにつれて月謝があがる習いごとも珍しくありません。さらに上達するとコンクールなどへの参加が求められ、結果的に負担が増えていく傾向もあります。
また「塾。夏期講習でプラスαのコースをすすめられてうんざり。しかも学力が上がらない」といった嘆き節も聞かれました。続ければ続けるほど費用がかさむこともあるようです。

4:親向けの費用

野球やダンスの発表会では「親も応援用にお揃いのTシャツを購入させられた」というエピソードや「発表会での先生へのプレゼント代は保護者で負担させられた」などの報告もあり、「親も巻き込まれる」事例もあります。

習いごとは本当に必要なのか?を見直す機会に

多くのママたちが「想定したよりも費用がかかる」と感じつつも、子どもたちが習いごとを続けているのには「子どもが楽しんでいるから」「せっかくここまで続けたから」「子どもの成長のため」などといった理由がありそうです。けれど経済的に負担だと感じたときには、その習いごとが本当に子どもにとってプラスになっているのかを見直すきっかけにしてみてはどうでしょうか。

1:子ども自身が本当に楽しんでいるのか
2:費用対効果は見合っているのか
3:将来的な負担増を見すえているのか

の3つをポイントに習い始めて半年や1年など、タイミングを決めて定期的に親子で見直す機会を設けることをおすすめします。

子どもの意志を尊重しつつ家計との両立も目指して

習いごとの出費は月謝だけでなく、さまざまな場面で追加費用が発生します。「続ける価値があるのか」「家計と両立できるのか」を意識しながら、無理のない範囲で習いごとを選ぶことが必要でしょう。また何より大切なのは、習っている子どもたち自身の気持ちです。お子さんの意志を尊重しつつ、それぞれの家庭にとってベストな判断ができると良いですね。

【アンケート概要】
総回答数:617票
調査方法:インターネット
調査月:2025年2月
調査・分析:ママスタセレクト編集部

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文・編集部 イラスト・Ponko

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