<婚約者は隠れマザコン?>大好きなママとお幸せに!親離れできない彼にサヨナラ~【第11話まんが】
前回からの続き。私はサヤカ(28歳)。このたびリョウイチとの結婚を決め、実家への挨拶や両家顔合わせを済ませました。しかし義母からは会うたび失礼な言動を繰り返されます。「これからは俺がきちんと母さんを注意する」というリョウイチの言葉を信じることにしたものの、不安な気持ちは消えませんでした。そしてはじめて義実家に1泊で帰省した日、リョウイチは義母を注意しないどころか一緒になって悪口を言っていて……。「リョウイチと結婚しても幸せになれない」私はついに別れを告げました。
玄関先で言い合いをしていると、やがて配車アプリで呼んだタクシーが到着。その夜はひとまずビジネスホテルに宿泊して、翌日の飛行機の便を変更して自宅に戻ることにしました。何ごとかと様子をうかがっていたお隣さんに、義母は……。
納得できない義母とリョウイチは、私の実家に押しかけてきたそうですが……。両家顔合わせの席で義母の非常識な言動を目の当たりにしていた父が、きっぱりと追い返してくれたそうです。姉からは「お疲れさま」とねぎらわれました。
大学生の頃から7年も付き合ってきたリョウイチに、情がないと言えばウソになります。一度は結婚まで考えた相手です。ただ私は義両親と実際に会うまでは、リョウイチが抱えている歪んだ親子関係に気付くことができませんでした。
このまま結婚をしても、幸せになれる未来がひとつも見えなかったのです。結婚生活のすべてに対し、義母に口を出されるのが目に見えています。姉の言うとおり、子どもが生まれたらもっともっと揉めごとが大きくなっていたはず。最終的にはリョウイチを見限る決断をしましたが、今の私に後悔はありません。
原案・ママスタ 脚本・煮たまご 作画・りますけ 編集・井伊テレ子