<愛しさあふれて>おいもちゃん、ぴーちゃん……子どもを謎のあだ名で呼んじゃうママたち
名前は親から子どもへの最初のプレゼントと言われますよね。妊娠中からあれこれ考えて、漢字や字画、姓名判断などいろいろなことを考えて名付けをするものでしょう。しかし産後、子育てしていくなかで、一生懸命考えた名前とはまったく違う名前でわが子を呼んでしまうママもいるようで……。先日ママスタコミュニティには、子どもの呼び名についてこんな微笑ましい投稿がありました。
『子どもが可愛すぎて、家での呼び名がもはや本名の原型を留めていない人、集合。うちは末っ子をもちもちんちろちん坊やと呼んでいる。もちろん本名と一切関係なし 』
投稿者さんは末っ子のお子さんのことを「もちもちんちろちん坊や」と呼んでいるんだとか。名前とはまったく関係なく、原型すら留めていない呼び名が定着していることを綴っています。子どもが可愛すぎてそんな風に呼んでしまうという投稿者さんに、多くのママたちが「うちもだよ!」と共感していました。
可愛い気持ちが高ぶり過ぎて謎な呼び名に!
『ゆうって名前だけど、うっくんになっちゃった』
『胎児ネームが姫ちゃんだったので今もやめられない。本名は全然違うのに』
最初は名前で呼んでいたものの、次第に名前からいろいろな名前に派生していき、最終的にまったく違う呼び名になったパターンのママがいました。ゆう→ゆうくん→うーくん→うっくんのように、その場のノリや言いやすさで変化していくことはあるかもしれませんね。また妊娠中にお腹に向かって呼びかけていた胎児ネームが、産後もそのままの呼び名になったというケースもあるようですね。
『あーにゃとぺたん。原型なし。特に可愛い可愛いするときに使う』
『可愛い芽キャベツちゃん、可愛いグリーンピースちゃんと呼んでいた』
『ときどき可愛い気持ちが高ぶりすぎて、「かわい子ちゃんちゃんちゃんちゃんまる」みたいな、訳のわからない呼び方をすることがある』
わが子のことを「可愛い!」と思いすぎて、訳のわからない呼び名で呼んでしまうといううママたち。他人に「どうしてそんな呼び名?」と由来を聞かれても、「可愛すぎて……」と上手に説明できなくて戸惑ってしまうことは珍しくないのかもしれませんね。小さくて可愛い食べ物の名前で呼んでみたり、架空のキャラクターのような名前で呼んでみたり。ママたちのわが子に対する可愛い気持ちが高ぶっている様子が見て取れました。
好きな食べ物、動物、体の一部……
『うちは「おいもちゃん」。赤ちゃんのとき、芋が好きだったから。もう中学生だけど、子どもが嫌がらないからまだおいもちゃん呼び』
『ぴょんぴょんウサちゃん丸 。2歳になってよくジャンプするんだ。可愛い』
この他にも子どもが好きな食べ物を採用したケースもありました。「おいもが大好きなんだね~。おいもちゃんだね~」「今日もおいもちゃん、おいもを食べようね」など、子どもがよく食べてくれる食べ物を連呼していくうちに、子どものこともその食べ物の名前で呼んでしまう流れが起きるのかもしれませんね。また子どもの動きが動物に似ていたから、動物の呼び名になったというママもいました。
『娘を今は「もい」と呼んでいる。たまにモッピーとか。返事も「もい」。もちろん名前には全くかすりもしていない』
『おへそさん』
『うちは原型はあるけど、6つくらい呼び名がある』
この他にもどうしてその呼び名になったのか思い出せないほどの、謎ネームが続々と寄せられていました。また1つだけに留まらず、複数の呼び名があるというママからのコメントも寄せられています。
高校生の今も変わらず、子どもの友達にまで!
『「ヤバいなこの呼び方……」と思いながら、周りにまで浸透しちゃって、ずっと友達からもその名で呼ばれている。もう高校生だけど嫌がりもせず、本人も受け入れている。こんな長期間、浸透するとは思わなかった。犬みたいでごめん』
『うちだけじゃないんだ! うちはあーちゃん(赤ちゃんみたいに可愛いから)、ぴーちゃん(なぜぴーちゃんなのかは不明)』
『「ちゃんこちゃんちゃんこちー!」とか、「アーティモーティ!」とか、そのときのパッションによって呼び名が変わる。でも子どもも慣れたもので、どう呼ぼうと「なにー?」と返事をしてくれる。まじでかわいこちゃんぷんぷん!』
『ぷいぷい、たーたん。二人とも女子高生。やめどきがわからない』
名前の原型を留めていない呼び名でわが子を呼んでいるママたちからの、ほっこりするコメントが多かった今回の投稿。たくさんのコメントが寄せられ、「うちだけじゃなかったんだ!」と安心するママたちも多かったようです。なかには幼少期だけでなく、中学生や高校生の今でもその呼び名が続いていたり、お友達にまで波及していたりと、長期化しているケースも珍しくない様子でした。その場のノリやわが子への可愛い気持ちからなんとなく呼び始めた呼び名が、その後数年間も続くとは思わないですよね。しかしそれだけ子ども自身もママから呼ばれることに愛着を感じているのですから、それはそれで素敵なことではないでしょうか。呼び名は親と子が長く一緒にいるからこそ生まれるコミュニケーションの結果ですから、その形として名前とかけ離れた独特の呼び名が残るというのも、子育てを頑張った証に感じられますね。他人にはなかなか説明しにくい家庭内でのわが子の呼び名。きっとママたちのわが子を愛おしく思う感情が溢れて生まれたものなのだろうと、微笑ましい気持ちになった投稿でしたね。
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文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・ごぼふく
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