1000人超のママが回答。お子さんは花粉症ですか？みんなの対策も聞きました！＜ママのリアル調査＞

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春の訪れとともに本格化する花粉の飛散。またこの季節が来た……と憂鬱になる方も多いのではないでしょうか。とくに、わが子が花粉症で苦しんでいる姿を見るのはツライものですね。今回ママスタセレクトでは「お子さんは花粉症ですか？」とのアンケートを実施しました。選択肢には「はい」「いいえ」「あやしい」の3つを設定。1,000人を超えるママたちから回答が寄せられました。

わが子が「花粉症である」と答えたママは……

202501_子どもの花粉症について
「はい」と答えたママは50.0％、「あやしい」と答えたママは15.7％と、合わせると6割強のママたちがわが子の花粉症を実感していることがわかりました。一方で「いいえ」と答えたママは34.3％でした。

ママたちが直面する花粉症の悩みとは？

お子さんが花粉症だというママたちは、どのような悩みを抱えているのでしょうか……。

『花粉症が悪化して保育園を欠席することに……』

症状は人によってさまざまですが、微熱が出る、体がだるいということもあるのでしょう。ツライのはもちろんお子さん本人ですが、学校や園を欠席するとなると仕事を休まなければならないママ・パパにとっても痛手ですよね。

『外に出るときはマスクをさせたいけど、幼いのでマスクをしてくれない』

小さなお子さんがマスクを嫌がる声はよく聞きます。マスクをすれば花粉の侵入を少しでも防げる、とどんなに伝えてもマスクが苦手なお子さんにとっては苦痛でしかないのかもしれません。
ほかにも「薬の服用を嫌がる」「点眼・点鼻が苦手」という声も聞かれました。

ママたちの花粉症対策。具体的な内容は？

わが子の花粉症の症状を少しでも和らげたいと考えるママたちは、あらゆる手段で花粉と立ち向かっているようです。具体的には次の3つがあげられます。

医療的アプローチ

『舌下免疫療法をしてます』

『早めに飲み薬の服用を開始する！』

『1月中旬には病院で薬をもらって飲ませている。ひどいときは点眼＆点鼻薬に肌荒れの軟膏も』

多く聞かれたのが「通院して服薬治療している」という声です。対症療法として、抗アレルギー薬の服用、点鼻薬・点眼薬の使用で症状が軽減するお子さんも多いそう。
ほかにも「免疫療法」として、「舌下免疫療法」や「皮下免疫療法」があります。ただし、舌下免疫療法は5歳未満のお子さんは受けられません。またかかりつけの小児科医では治療が受けられないこともあるので、注意が必要です。

参考：政府広報オンライン｜政府の花粉症対策｜Ｑ誰でも受けられる治療ですか？

参考：環境省｜花粉症対策｜P.5　花粉症の治療は？

家庭での工夫

家庭でできる工夫もあります。

『洗濯物はすべて部屋干し。布団掃除機を毎日かけている』

『部屋干しと空気清浄機の活用』

『布団は干さずに布団乾燥機と掃除機で』

洗濯物は部屋干しを選んでいる家庭が多いようです。さらに布団クリーナーや布団乾燥機を使うママたちも。わが家も親子ともに花粉症に悩まされているので、窓は空気の入れ替え程度で開けるだけ。布団も洗濯物も外には出しません。

外出時の注意

『帰ったらすぐに服を脱ぐ』

『外に出るときは花粉がつきにくいスプレーをかけて、家に入る前は衣服の花粉を落とす。帰ったらすぐお風呂』

『外出時のマスクは必須』

花粉を家の中に持ち込まない工夫をしているママも多くいました。また外出時のマスク・メガネは必須でしょう。マスクをしてメガネを着用するとメガネが曇って嫌がるお子さんもいるようですが、目に入る花粉の量が抑えられるので、目のかゆみは軽減するようです。

参考：環境省｜花粉症対策｜P.3-4　どうすれば花粉症を予防できるの

子どもの花粉症

憂鬱な時期を乗り切るための具体的なアイデア

しばらく続く、憂鬱な花粉が飛ぶ時期を楽しく乗り切るための具体的な方法を提案します。

1：日常のルーティンを楽しくする

帰宅後すぐに「服を脱ぎ、そのままお風呂へ」というのは理想的ですが、小さなお子さんの場合は疲れていたり気分が乗らないこともあるでしょう。そんなときにはお風呂に楽しみを用意しておく、「何秒で着替えられるか」のタイムチャレンジをするなど、ゲーム感覚で入浴を促してみてはどうでしょうか？

2：親子で対策グッズを選ぶ

花粉症対策のマスクやメガネはお子さんと一緒に購入し、お気に入りのものを見つけてみるのも良い方法です。かわいい（カッコいい）ハンカチや、肌ざわりのいいティッシュなども、お子さん好みのものを探してみるのもアリですね。

3：花粉症に関する絵本や動画を活用

お子さん自身が「花粉症」について理解することも大切。花粉症をテーマにした絵本や子ども向けの動画で、どうしたらこの時期を快適に過ごせるのかを学んでみてはどうでしょうか？　花粉症は自分だけではないんだ、と思えるのも大きな安心感につながるかもしれません。

早めの対策で乗り切って！

花粉症対策は家庭ごとにさまざまですが、共通していえることは早期の対応で症状を和らげることができるという点にあります。
筆者も小学生の息子が重度の花粉症で悩まされていますが、医師からは「花粉症対策は火事と一緒で初動が大事！」と教わりました。つまり、ボヤのうちに火消しをするように、花粉の飛散の前に治療をはじめるということですね。息子の場合はアレルギー値が高く、1年中、薬の服用と舌下免疫療法をしていますが、軽度なお子さんであれば、早めの対策でツライ症状を軽減することが期待できるかもしれません。

花粉の舞う時期は長く続きます。洗濯物の部屋干しもうんざり、日々の布団乾燥機も面倒と感じる筆者でしたが、