<最後の家族旅行が!>旅行のため節約、娘たちも乗り気なのに!人手不足で休めない!?【中編まんが】
前回からの続き。私はサナエ(42)。中学2年生のアカネ(14)と小学6年生のサエ(12)の子育てをしています。小さな頃は手がかかっていた娘もお年頃。中学生のアカネは吹奏楽部で忙しそうですし、サエは漫画にハマり、自分でも描くようになりました。娘たちの様子をみていると、家族4人で一緒に過ごす時間もなくなっていくんだな、と少し寂しくなります。そこで、夫のタイチ(42)と相談して家族旅行の計画を立てることにしました。タイチはシフト勤務なので、上司に相談してみると言ってくれました。
私はなにか思いつくたびに、「旅行のためにとっておこう」と考えるようになりました。娘たちはスマホで調べた結果をLINEで共有。ほしいものリストを作り、買えるもの、買えないものを一緒に考えます。
娘たちがほしいと提案してくるものは、どれもそれなりのお値段。いままでは「買えない」と突っぱねていましたが、久しぶりの旅行でつい財布のヒモがゆるみそうになってしまいます。
夜、娘たちとごろごろしながら旅行の話をしていたとき、タイチからLINEが入ります。そこには「休みがとれない」という報告が……。私はとっさに娘たちに向かって「パパ、今日も遅くなるって」とウソをつき、スマホを持って別室にいきました。
さっきまで旅行の話をしていた娘たち。表情には出ていませんでしたが、あんなに嬉しそうな様子は久しぶりにみました。
タイチはクリスマスも年末年始も繁忙期。本当に、久しぶりに家族旅行の計画を立てたのです。それなのに仕事を優先するなんて、私は納得いきません。タイチが強気で休みを主張できるよう、意見しようと思いました。
娘たちには、旅行の計画は順調に進んでいると伝えておきます。いままで散々「パパ抜き」の時間を過ごしてきたのですから、少しは融通をきかせてほしいです。
【後編】へ続く。(明日配信予定。ログインで1話先をお読みいただけます)
原案・ママスタ 脚本・もえこ 作画・おんたま 編集・みやび